朝鮮日報

韓国の未払い賃金、過去最高の約1600億円に

 韓国の勤労者に対する昨年の未払い賃金が前年比15%増の1兆6472億ウォン(約1600億円)となり、過去最高を記録した。韓国雇用労働部(省に相当)が17日、明らかにした。

 賃金の未払いは従業員30人未満の零細事業所で多く、賃金を受け取れなかった人も勤労者全体の1.7%に相当する約35万2000人で過去最高だった。

 業種別の賃金未払いは、製造業が6449億ウォンで全体の39%を占め、建設業(2926億ウォン、18%)、卸小売り・飲食宿泊業(2187億ウォン、13%)の順だった。事業所の規模別では、従業員5-29人の事業所による未払いが6458億ウォン(39%)で最も多く、5人未満の事業所も4723億ウォン(29%)だった。賃金が払われていない勤労者の数も、従業員5人未満の事業所(14万6000人)が100人以上の事業所(3万8000人)をはるかに上回った。賃金を受け取れなかった人が勤労者全体に占める割合は、米国が0.2%、日本(2016年)が0.6%だったが、韓国は1.7%に達した。

 韓国政府は7月から未払い賃金を雇用者に代わり政府が支払う「小額立替金」の支給額をこれまでの400万ウォンから1000万ウォンに引き上げる。また、裁判所の判決がなくても、地方の労働当局による調査で未払いが確認されれば、小額立替金を支給することにした。

郭彰烈(クァク・チャンリョル)記者
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