MC明綸 高比良涼子 『光明世界』誌平成20年新年号掲載
長男はアレルギー体質でした。生後8ヵ月頃、少量なら大丈夫だろうと離乳食に卵を食べさせると、全身にじん麻疹が出て、痒みで大泣きし、呼吸停止の状態となりました。
すぐに姑に知らせ、支部長先生より電話でアドバイスをいただきました。そして、姑にご浄霊をしていただくと、全身に出ていたじん麻疹が次第に消え、呼吸ができるようになりました。長男は何事もなかったかのようにスースーと眠ってしまいました。
このことを機に、私も実家の母にご浄霊を取り次ぐようになり、母の入信が許されました。以来、私は人へのご浄霊のお取り次ぎに努めました。
平成13年に次男、14年には長女を授けていただきました。次男が1才8ヵ月頃のある日、朝から熱っぽく、元気がないので布団に寝かせていました。家事を済ませてから様子を見に行くと、次男は手足を硬直させ、上目を向いています。唇は黒い紫色に変わり、顔色が真っ青になっていました。
私は慌てて何度も次男の名前を呼び、強く叩きましたが、何も反応がなく、口から泡が出てくるのでした。抱き上げて背中を擦(さす)ると、体の力が抜けて手が下に落ちるではありませんか。顔を見ると呼吸が止まっていました。すぐに姑に連絡し、支部長先生に報告させていただき、明主様に必死にお願いしながら全身と頭の中心をご浄霊しました。
まもなく次男の頭から多量の汗と白い湯気のような煙が出て、小さな声で呻(うめ)いて泣き出しました。しかし、それまでの2~3分程の時間が、私にはとてつもなく長く感じました。
翌日、教会へお礼参拝に上がりました。会長先生に報告させていただくと、頭から出た湯気のようなものは、頭の毒素であると教えていただきました。
その後も次男は40度を超える高熱が出て、白い湯気を何度も出しました。ひきつけを起こさないよう、強くお祈りをして、夜も寝ずにご浄霊をさせていただきました。ご浄化をいただいてちょうど1週間目、2才になっても全く歩行ができず、発育も遅れていた次男が、突然歩くことができるようになり、大人の言うことも理解できるようになるという、考えられないような奇蹟をいただきました。
また、4才になる長女は、生まれつき左の眼球が小さく、寄っている状態でした。半年毎に眼科の検査に行きましたが、左目は大きくならず、視力もあまりなく、成長と共に悪くなるかもしれないと言われました。左右の視力が違うため段差を怖がり、手をつながないと階段を降りられず、暗い場所ではよく物にぶつかっていました。
医師より1才頃には手術、2才頃には眼鏡をかけるようにと言われていました。しかし、その気のないことをハッキリ伝えると、その話はなくなりました。
ご浄霊の実践に努め、近所の方のお導きが許された頃より、長女の左目が右目と比べてあまり変わらない大きさになってきました。眼球も真ん中に納まりました。
そして、回復していなかった視力も、昨年5月の検査では両目とも1.0と正常にしていただきました。医学的にはよくなるはずのない視力でしたので、医師も不思議がり再検査しましたが、やはり両眼とも正常でした。先天性の疾患でもこんなに早く良くしていただけたのです。ご浄霊の力に大きな感動でした。
私は独身の頃より家庭的にあまり恵まれず、生まれた三人の子供は障害を持っていました。しかし、先祖供養や人へのご浄霊に努め大きなお陰をいただきました。
明主様の真理の教えとご浄霊による奇蹟体験は、私の大きな信仰エネルギーとなっています。