幼児の熱性痙攣 無医薬で快復

MC尾鷲 伊藤直美 『神教』紙平成18年2月号掲載

 私は平成3年、結婚と同時に入信させていただきました。長男は生後11カ月頃、突発性発疹による高熱で熱性痙攣(けいれん)を起こしました。その後も頻繁に痙攣を起こすため、3才の時に病院で受診しました。   検査の結果、左右の脳波が少し違うので、投薬治療を勧められました。しかし、その治療はいつまで続くか分かりません。「20歳を過ぎても薬を飲み続けなければならないかも知れない」と言われました。   看護師をしている妹に尋ねると、「精神安定剤が入っていると思うし、きつい薬の様に思うので、やめたほうが良い」とのことでした。   私は「明主様に治していただこう」と決心し、ご浄霊のみに専念しました。薬は1度も服用させず、通院もやめました。その後も熱が出ると、繰り返し痙攣を起こしました。最もひどかったのは4才と6才の頃で、インフルエンザに罹り、6時間置きに1日3回も痙攣を起こしました。 「こんなに痙攣を起こして息子の頭がおかしくならないだろうか。障害が残らないのか」との不安が、絶えず頭の中をよぎりました。   そんな息子に、多くの方がご浄霊をして下さいました。支部長先生ご夫妻も家までお越しいただいて、ご浄霊をして下さいました。なかなか下がらなかった40℃もの熱が、不思議なことに37℃台まで下がったのです。先生の御光の強さに感動しました。   息子が7才のある日、朝から少しずつ熱が上がりました。その日は祭典日で、ちょうど祭典が始まる時間にひきつけを起こしました。意識が戻らないので、参拝中の主人に電話をしました。「救急車を呼ぼうか」と話をしているところで意識が戻り、普通に呼吸をし始めました。   実は、私の従兄が水死したのも7才の時でした。以前から「従兄の水死と、息子さんの痙攣が関係あるかも知れない」と先生より伺っておりましたので、従兄の祥月祭祀を申し込んで供養させていただきました。   これを境に、息子は痙攣を起こさなくなりました。何度か高熱を伴う風邪を引きましたが、ひきつけは起こしませんでした。しかし、私は「インフルエンザでひきつけを起こさないか、確かめなければ安心はできない」と思っていました。   小学5年生の時、恐れていたインフルエンザにかかりました。そしてついに、息子に痙攣は起こりませんでした。 「明主様にお任せして良かった。薬を飲ませなくて良かった」と、つくづく思います。現在、息子は中学1年生で、後遺症もなく元気に成長しています。明主様に心より感謝致します。ありがとうございました。