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【グラニュース】

マテウス、目指すフッキ Jで活躍 そしてブラジル代表へ

2019年1月23日 紙面から

ミニゲームで競り合うマテウス(手前左)と秋山(同右)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスは22日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。大宮から移籍したブラジル人FWマテウス(24)は19歳だった2014年に来日し、今年6季目を迎えるJリーグ育ちのアタッカー。同じく10代で来日し、ブラジル代表まで上り詰めたFWフッキ(32)=上海上港=のような飛躍を遂げるべく、グランパスでのブレークを狙う。

 プレースタイルは違えど、その足跡は重なる。マテウスが19歳で大宮に期限付き移籍したのに対し、フッキは18歳で川崎に期限付き移籍。ともに若くして地球の裏側にある日本でプレーすることを選んだ。フッキは2005~08年までJリーグでプレー。強力な左足を武器にJ2東京Vなどで得点を量産したストライカーは、欧州移籍後の09年にブラジル代表入りを果たした。

 同じ左利きのマテウスは、昨季J2で12得点をマーク。アタッカーとして多くのアシストでもチームに貢献した。「自分にも代表入りやW杯出場という夢はある。グランパスでいい成績を残すことを第一に、今後について考えたい」と語る24歳。上るべき階段は多いが、グランパスでの活躍次第でフッキのようなステップアップを実現させる可能性はある。

 一番身近なお手本を、道しるべとする。チームメートになったのは、14年のブラジルW杯でフッキとともに戦った元ブラジル代表FWジョー。

 すでに練習では風間サッカーをする上でのボールの受け方などについてアドバイスを受けているといい「ジョーのような偉大な選手とプレーできることは光栄。2人の力を合わせて、いい成績を残したい」と意気込んだ。

 

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