【プロ野球】日本ハム・輝星、引退の豪風から秋田魂継ぐ 金足農の先輩「自分も秋田のために」2019年1月23日 紙面から
日本ハムの吉田輝星投手(18)=金足農=が22日、母校の先輩でもある大相撲・豪風の引退を惜しんだ。これからは輝星が秋田出身のアスリートとして郷土を盛り上げる。 21歳年上の豪風は金足農の生徒にとって誇りだった。吉田輝は「自分たちが甲子園に出る前は豪風さんが高校の名前を売ってくれていたし、活躍してくれていた。高2のとき、たまたま学校に来ていて、いち生徒としてあいさつしたことがあります」と振り返った。昨夏の甲子園では豪風が活躍を喜んでいると聞き、それが励みにもなった。 秋田県出身のプロスポーツ選手としてその思いを継いでいく。「秋田のアスリートは多くはないので一人一人が活躍すれば、質が良いなとか良い選手がいるなとか思われる。自分も秋田のためにがんばりたい」。今も「金農カラー」の紫のタオルを手に応援してくれるファンを見ると「久しぶりだな」とふるさとを感じるという。 この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設でキャッチボールなどで汗を流した。「まだ下半身の使い方ができていない。速い球を投げようとすると肩の力を使ってしまっている」とじっくりフォームを修正しながら調整を進めている。 (土屋善文) ◆「かけました」くせ直す吉田輝がストレートパーマを掛けていることを明かした=写真。もともとくせ毛で、高校時代はヘアアイロンでセットすることもあったというが「最近は全然使っていないです。ちょっとストパーかけました。いちいちやるのが面倒くさいので」と照れ笑い。髪形も野球同様ストレートで勝負していく!?ことになった。
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