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【ドラニュース】

与田監督が初めて監督会議 拡大リクエストは慎重に使う

2019年1月23日 紙面から

監督会議に臨む中日の与田監督=東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で(河口貞史撮影)

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 中日・与田剛監督(53)が22日、東京都内で行われた12球団監督会議に出席。ライバルチームの指揮官と顔を合わせ、今季の戦いへ向けて気持ちを高めた。会議ではリクエスト制度などルールの説明を受けた。むやみな乱用を避け、状況を見極めながら行使に踏み切るかどうかを判断する考えを示した。

 キャンプインが目前に迫り、与田監督が戦闘モードのスイッチを入れた。セ、パ両リーグの指揮官が一堂に会した12球団監督会議。ルール確認などが主な目的だが、与田監督にはシーズンへ向けて気持ちを高める場となった。

 「初めて出席させてもらいましたけど、いい緊張感でしたし、各チーム、ピリピリした空気が感じられる会議だった。刺激的だった」

 2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で一緒に戦った巨人・原監督や、現役時代にバッテリーを組んだ阪神・矢野監督、開幕戦でぶつかるDeNA・ラミレス監督が同席。リーグ3連覇中の広島・緒方監督とヤクルト・小川監督もいた。交流戦で戦うパの監督も顔をそろえた会場の雰囲気を「細かい話は全くしていなくて、ごあいさつだけでしたが、それぞれのチームが間近に迫ったキャンプへ向けて頭がシフトしていると思う。(自身も)気持ちは去年と全然違う」と振り返った。

 ルール確認では、昨季から導入され、今季は対象が拡大されるリクエスト制度に関する説明に大きく時間が割かれた。与田監督から提案したことは「特になかった」というが、ルールには理解を示している。

 「どうしても人間には限界がある。VTRでコマ送りにしてもなかなか分からないようなものを一瞬で判断するのは、本来難しかった。審判の方々も不安に思いながらとか、われわれも『あれアウトだよな』『セーフになってラッキー』などと思いながら次のプレーに行くのは、あまりいいことではない」

 

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