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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]根岸S サンライズノヴァ前走GI敗戦からV字回復

2019年1月22日 紙面から

 第1回東京開催の開幕週は1着馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられる「第33回根岸S」(GIII・東京・ダート1400メートル)がメイン。スピード自慢がずらりと顔をそろえた中、全7勝のうち6勝を東京で挙げているサンライズノヴァに注目。今年こそ念願のGI取りを意識しており、そのためにも負けられない1戦。まずは万全の仕上げで前哨戦を勝ちにいく。

 念願のGIタイトルへ、サンライズノヴァが今年初戦を迎える。音無師は「能力の高さは、すでに実績が証明しているからね。大きなところを狙える馬だと思う。今年まずはこのレースから」と早くもエンジン全開宣言だ。

 1週前追い切りは16日、栗東坂路で僚馬ダンビュライト(5歳オープン)と併せ馬。ゴール前の追い比べでクビ差遅れたものの、4F52秒6、ラスト1F12秒4と上々の時計をマーク。相変わらず力強いフットワークで、すでに馬体もすっきり仕上がっている。

 「とてもいい動きだったね。時計もよかった。とてもいい追い切りができたよ。あと1週あるからこのまま順調にいければいいね」と、指揮官は満足そう。昨年12月のチャンピオンズC(GI)6着以来だが、状態に関しては何ひとつ心配していない。

 17年のユニコーンS(GIII)で重賞初勝利。昨年も3連勝で東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII)を制するなど大活躍だった。大目標だったチャンピオンズCは自慢の末脚が不発に終わったが「中京の馬場が合わなかったようだ」と敗因を分析。重賞2勝と得意の東京で巻き返しを図る。

 昨年のフェブラリーS(GI)は3番人気で4着。「強敵がそろっていたからね。それでも頑張っていたよ。1年でこの馬もパワーアップした」と成長に目を細める。まずは前哨戦の根岸SでV字回復を果たし、本番に胸を張って向かいたい。

  (栗東取材班)

 

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