ヤクルトのドラフト1位・清水昇投手(22)=国学院大=が21日、さいたま・戸田球場での新人合同自主トレで6度目のブルペン投球を行った=写真。小川監督が視察する前で、真っすぐにカーブとツーシームを交えて45球を投げた。
2度目の「御前投球」だった。小川監督が前回足を運んだ12日は立ち投げで直球のみ。変化球も確認した指揮官は「すごく良さそう。よくコントロールされていて変化球もいい」と満足げだ。
「ここまで順調にきている印象が強い」。小川監督から上々の評価を得ながらも、本人は「あまりよくなかった。まだまだです」と辛口。「自分はいい意味で人に左右されないのが持ち味」と、気負いなく投げ込んだが、本領発揮はまだ先だ。
2月11日には初の対外試合となる韓国・KIA戦を予定。順調なら、1軍キャンプが内定している即戦力右腕の「デビュー戦」になるかもしれない。 (小林良二)