【芸能・社会】原田悠里「ダージャーハオ!」 台湾初公演で熱烈歓迎2019年1月21日 紙面から
演歌歌手の原田悠里(64)が20日、台湾・台北市の松山文化クリエーティブパークで昼夜2回のコンサートを開き、地元のファンを沸かせた。海外公演は2010年のブラジルに続き2回目。台湾では初の公演になった。 日本の演歌人気が高まる台湾で、念願の公演を成功させた原田は「これからも日本と台湾との橋渡しにお役に立っていきたい」と再訪を約束。NHK紅白歌合戦への返り咲きと結婚に向けても悲願の成就を誓った。 昼夜2回の公演に合わせて700人が来場した。熱烈歓迎の声援に、原田は「ダージャーハオ(皆さん、こんにちは)!」と中国語であいさつし、代表曲「木曽路の女」など14曲を熱唱した。後輩の山口ひろみ(43)らもゲスト出演して盛り上げた。 台湾公演は、昨年発売したシングル「無情の波止場」のカップリング曲「我愛(ウァアイリー)」が、台湾のカラオケファンの愛唱歌として人気になったのがきっかけで実現した。台湾のダム建設に貢献した日本人技師の妻をモチーフに、吉幾三(66)が作詞作曲した。この日のステージでも披露され、艶やかな原田の歌声に割れんばかりの拍手が送られた。 原田は「真剣勝負で歌いました。言葉が違う中でのステージで緊張しましたが喜んでいただけて良かった!」と話した。 滞在中は縁結びのパワースポットとして知られる霞海城隍廟を訪れ、公演の成功と恋の成就を祈願した。16年に30歳年下の男性と破局し良縁から遠ざかっているそうで「国籍は問いません。台湾の男性も大歓迎です!」。紅白への18年ぶりの返り咲きにも「師匠の北島(三郎)先生の復活で、私も火が付きました!」と意欲満々だった。
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