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2019年1月21日 紙面から
高めの球を見送る根尾
中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=が20日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で打撃投手相手に初めてフリー打撃に臨んだ。非凡な選球眼を持つルーキーは際どい球を見極めると鋭い打球を連発。23スイングで安打性の当たり12本と上々の試運転となった。
己のスタイルは絶対に崩さない。屋内とはいえ初のフリー打撃。気持ちが高ぶり、少々のボール球にも手が出てもおかしくない状況。だが「ストライクの球だけ打つことは常に心掛けています」と、根尾は冷静に球を見極めた。
全部で33球。うち10球を見送った。投じたのは赤田ブルペン捕手兼打撃投手。気温5度、無数のシャッター音が響く中「少し緊張しましたよ」と苦笑いしたが「見送った球は全部ボール。よく見えているなと思いましたね」と舌を巻いた。
非凡な選球眼が発揮された試合がある。昨夏の北大阪大会準決勝の対履正社戦(シティ信金スタジアム)。1点を追う9回表2死満塁。凡退すれば高校野球生活が終わる絶体絶命の場面で落ち着いて押し出し四球を選び同点に。逆転勝ちを呼び込むと一気に春夏連覇へと駆け上がった。「ボール球を打つことは投手を楽にする」。自らの投手経験も踏まえてたどり着いた境地だ。
竜の一員になってからの好球必打エピソードも、既にある。年明け以降「自主練習をする選手が多くて屋内練習場がにぎやかだよ」と松岡館長。根尾も夕食後などにマシン打撃をすることがあるようだが、一つ特徴があるという。打ち終わった後、足元に散らばるボール球が多いのだ。同時間帯に打ったことがあるドラフト6位の滝野は「(根尾は)ボール球に手を出さない。常に打席で考えてるなと感じます」と分析。自分が確信した“ゾーン”を通らなければバットを出すことはない。
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