魔法科高校の比企谷八幡 作:天音 八
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レオ「煽るな煽るな」
八「いやさ、本当はね?色々考えてたの。八幡が落ちる小早川先輩を助けて無頭竜をぶっ飛ばすとか。でも面白くないじゃん?」
レオ「いやそれも面白そうだが」
八「面白くないの!というわけで修羅場的な面白さになるように書いてみました。ラストを。それではどぞ」
「……」
「ひいぃぃぃっ!命、命だけは!」
身体に鎖を巻き付けられ命乞いをする男。別に命を取るつもりはないんだが……
「取らねぇよ。それで?誰に命令された?」
「だ、誰とは?」
「とぼけても無駄だ、あんたからの『悪意』の波長によく似た『より強い悪意』の波長の場所を掴んだ。話さないでもいいがその場合はあんたのいの「香港系国際犯罪シンジケートの『
鎖の締め付けを強くし、男を気絶させる。無頭竜ね、わざわざ犯罪者が妨害するとか賭博でもやってたのかね?しらねぇけど
「とりあえず本拠地を探すか。だいたいこの辺ってだけで具体的な場所はわかんねぇし」
タンタンと影を踏み、気絶した男と共に影に入る。とりあえず警察行くか。何したかは、俺の声カットしてレコーダー渡せばいいか
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「あーちゃん、比企谷君いた!?」
「いません!深雪さんはどうですか?」
「いえ、こちらも……」
「ああもう!比企谷君どこにいったのよー!」
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ん?今誰かに呼ばれた気がしたが、気のせいか
「大変です!今協力者の使いが警察に捕まりました!」
「何だと!?」
「理由は不明とのことです」
「不明じゃないぞ」
「誰」
円卓に座っていた男達が一斉に振り返り、声を上げようとした男が消える。そして1人、また1人と消えていき、残るは1人となった
「な、何が起こっている!?」
「安心しろ、お前も送ってやるよ」
部屋に静寂、いや沈黙が訪れる。はあ、なんでこんな奴らを影に閉じ込めなきゃいけないんだか
『だったら消す?この人達犯罪者なんでしょ?』
「可愛い声して物騒なこと言ってんじゃねぇよ」
『そんなぁ〜可愛いなんて当たり前だよ〜』
「可愛い声って言ったよな?てか出来んの?」
『出来るよ。その魔法も僕が作ったんだよ?そんなのちょちょっといじれば……はい出来たよ。影のより深いところに落とせば自動的に足から少しずつ溶けて行くようにしたよ。というかもう落としたよ』
怖えぇぇぇ!この娘マジ怖え!足から少しずつ溶けていくとか拷問より酷ぇじゃねぇか!てかやっちゃったの!?
『あ!そういえば八幡!昨日勝手に共鳴解除したでしょ!』
「ん?ああそうだな」
『僕最後まで言えてないのにー』うがー
「自業自得だバカ」
円卓の影に入りこの場を後にする。こっからまた戻らないといけないのか、もう帰っちゃダメか?『ダメだよ』はいはい
メルクリウス(自動運転バイク)に乗り九校戦会場に向かう。いやー移動が楽だわ〜
『ねえ八幡?なんで八幡が動いたの?』
「あ?」
『あの犯罪者達、そう遠くない未来で消えてたよ?』
「え、マジ?早く言ってくれよ完全に無駄骨じゃん……まあ九校戦に参加させられた恨みってことで」
『完全に逆恨み…』
まああいつらは渡辺先輩の事故を起こさせたらしいじゃん?その所為だと思ってくれ。まあ犯罪者だし死んでも同情はしないけどな
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「ふう、疲れた」
扉の影から出てベッドにダイブする
『八幡何もしてないような』
「したじゃねぇか、無駄骨だったけど」
『それはしたってことに入るの?』
「入るんじゃね?知らんけど。んじゃ寝るから解除するぞ」
『あ、その前にこっちに来てくれる?見せたいものがあるんだ』
「手短にな」
共鳴を解除し目を瞑る。昼に起きればいいか
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来たぞ。話っt「ぎゅーっ」……リィム、殴るぞ
「なんで!?あ、八幡もう来たんだ」
本棚の奥からタタタタとリィムが走って来た。え?じゃあこいつは?
「聞いて驚いて!実はね、子供が出来たんだ!」
…………はあ!?
「わーい驚いたー!」
いやいや待て!どういうこ「パパ…」パパ!?
「そうだよー。ちなみに僕がママね」
ちょっと待て、説明をしろ!
「簡単に説明するね。投擲を無くすために魔法を改良したらこの子が生まれちゃいました」
わけわかんねぇ……
「僕にもこれはわからないかな。あ、でも次使うときはこの子が手伝ってくれるから自動で魔法を破壊してくれるよ」
それは助かるが……いきなりパパと呼ばれてもな
「パパは……わたしのこときらい?」
幼女の攻撃!涙目+上目遣い!八幡に効果抜群だ!
……いきなり言われて戸惑ってるだけだ。リィム、整理もしたいから俺は帰るぞ
「わかった。パパにおやすみってして?」
「うん……おやすみ、パパ」
ああ、お休み
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「っは!」
「雫どうしたの?」
「何か嫌な予感がする」
反省はしません、後悔もしません
次回はちゃんと書きます。……たぶん