静岡県1区は小沢、7区は木村 都道府県男子駅伝
(2019/1/20 07:04)-
第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は20日、広島・平和記念公園前を発着点とする7区間48キロで争う。19日は広島国際会議場で開会式を行い、47都道府県のオーダー(走順)が決まった。
静岡県は1区に全国高校駅伝1区を走った小沢大輝(韮山高)を起用し、アンカーは4位だった2016年以来の出場となる木村慎(ホンダ)に託した。
開会式では静岡県と開催地とのつながりを意識し、昨年亡くなった静岡市出身の漫画家さくらももこさんと広島市出身の歌手西城秀樹さんを追悼するパフォーマンスを披露した。
【静岡県代表】1区 小沢大輝(韮山高)▽2区 松田拓也(裾野東中)▽3区 伊藤達彦(東京国際大、浜松商高出)▽4区 小木曽竜盛(韮山高)▽5区 鈴木創士(浜松日体高)▽6区 馬場大翔(御殿場中)▽7区 木村慎(ホンダ、浜松日体高出)
【他県から出場する静岡県勢】滋賀7区 中川智春(トーエネック、藤枝東高出)▽佐賀3区 梶原有高(ひらまつ病院、藤枝明誠高出)
■アンカー木村 初主将の自覚
ふるさと選手の木村が初めてアンカーを任された。学生時代に何度も出場してきたが、主将としては初めての舞台。「数々の先輩の走る姿を格好良いと思ってきた。後輩にもそう思われるようにしたい」と最年長の自覚をにじませた。
目標の入賞に向け、「最低8位以内。さらに光るものを目指せれば」と見据える。13日の全国都道府県対抗女子駅伝で8位入賞した本県の活躍にも刺激を受けた。テレビ観戦した木村は「女子はチームワークが良かった。男子は高校生が元気。その波に乗って走り、チームをまとめたい」と意気込む。
就職後は「この時期にいつもけがが続いていた」と縁遠かった。最終7区は各県のエースが集う。「どれだけ通用するか試したい。静岡のために貢献したい」。明大4年以来3年ぶりの安芸路で活躍を誓う。
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