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インタビュー内容テキスト

幻聴は…あの、物音が聞こえたり、誰もいない部屋から人が何かあら探しをしているようながさがさいう音が聞こえたりとか、何か、外で何か放送しているような声、…声は、まあ、あまりないんですけれども、ま、声みたいなものが聞えても、何を言っているかは聴き取れない。でも、何か、こう、何かハウリングしているような、ハウリングではないですね、こう、こもったような、マイクでしゃべっているような…ものが聞えてきたりとか。聴き取れないですけれども。ていうようなことが、ときどき、はい。

で、あと体感幻覚っていうのは、あの、それは、数回でしたけど、……切れていないのに、まるですぱっとナイフで切られたような痛みがあるとか。突然、こう、火を…もう押し付けられたんじゃないですけど、たばこ火か何かをすうっと近づけられたように、「アツッ!」ていうような熱さを感じたりとか。ま、それもレビーの症状なんですけれども。ほかの方は、こう、体の中を虫がはっているようなむずむず感を感じるとか、かゆいとか痛いとか、いろいろあるみたいなんですけれども。それ、…数回でしたけれどもありましたね。でも、それも、こう、結構リアルなので、…その切れた感覚も、あの「イタッ!」っていう…感じが、うーん、日に何度もあると、結構つらい。
……あの、幻臭もつらいですね。その、本当かどうか分からないので。例えば、台所で何かすごい腐っている嫌な臭い、何か大体悪臭なんですね。でも、いい匂いっていうのはなくて、大体、みんな悪臭で。で、「えっ?」って、こう、探しまわるんですけれども、ないので、幻臭かなと思うんですけど、その確認のしようがないというか。……あの、続くと、あの、参ってきますね。それが毎日続くと、…何か、こう、精神的にすごく、こう、ダメージを受けて、参ってくるんです。もう、もう、ずうっとないので平気ですけれども。あの、ちょっと振り回されますね。
だから、……幻聴とかも、あの…最初は、もうあわてて部屋に入って、で、…確認しようとしたら、もう、今、確認するの止めたんですね。もう、今、今、幻視、虫が飛んでいても、これは幻視でも本物でもいいやって、どっちでもいいやって。別に、その、誰もいない部屋から、がさがさがさがさ音が聞こえても、ま、いいやって。本当の泥棒でも何でもいいやって(笑)。今は、思っていますね。

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