【活躍&低調選手がわかる選手採点】アーセナルvsチェルシーのMOMは…最低点は頑ななサッリと消されたジョルジーニョ

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(C)Getty Images

プレミアリーグ第23節のアーセナルvsチェルシーが19日にエミレーツ・スタジアムで開催された。『Goal』では、この試合をフォーカスマッチとして、選手採点を実施した。

勝ち点47で4位につけるチェルシーと、勝ち点41で5位に位置するアーセナルによるビッグ・ロンドンダービー。試合は14分、アレクサンドル・ラカゼットのゴールでアーセナルが先制する。さらにアーセナルは39分にローラン・コシールニーが追加点を記録。そのまま逃げ切りに成功し、チェルシーとの勝ち点差を3ポイントに縮めた。

この試合、『Goal』による選手採点は以下のとおり。※5点満点。平均点は【3.0】。出場20分以上の選手が対象

■アーセナル選手採点

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GKベルント・レノ【3.0】
止めるべき枠内シュートはなかった。終盤まで集中を維持し、安定したゴールキーピング。

DFエクトル・ベジェリン【3.0】
前節の負傷明け途中出場から先発復帰。先制点にクロスで関与し、縦へのパス出しも良かった。だが、守備は対面の相手との距離感が悪く、自サイドを崩された。終盤に負傷交代。

DFソクラティス・パパスタソプーロス【4.0】
タイミングよくセンタリングを入れてコシールニーのゴールをアシスト。相手攻撃陣のスピードに対し、ソリッドな守備とパワーで封殺した。

DFローラン・コシールニー【4.5】☆Goal選出マン・オブ・ザ・マッチ
ベテランらしく経験に裏打ちされた的確なポジション取りで崩れず、チェルシー攻撃陣にことごとく立ちはだかった。少しラッキーだったが、昨年2月以来の嬉しいゴールも記録。

DFセアド・コラシナツ【3.0】
ビルドアップとつなぎが雑な部分はあったものの、球際の強さと攻撃時には推進力を見せた。コシールニーのゴールにも関与。

MFグラニト・ジャカ【4.0】
序盤は相手のプレスに苦戦も、守備に重きを置くことになった前半の半ば以降は安定。フィルターとして機能した。

MFマッテオ・グエンドウジ【3.5】
常にバランスを意識して中盤を整備。19歳ながらこの舞台でも落ち着いたプレーぶり。

MFルーカス・トレイラ【4.0】
公式戦4試合ぶりのスタメン。よく走って中盤を締め、持ち味のプレースキックでも見せ場をつくった。

MFアーロン・ラムジー【4.0】
ユヴェントスとの合意が伝えられる中、この大一番で先発。守備時にジョルジーニョを監視する重要な役割を担う。攻撃時にはサイドに流れて、うまくアクセントを付けた。

⇒MFエインズベリー・メイトランド=ナイルズ【3.0】
ベジェリンの負傷を受けて右サイドバックでプレー。そつなくプレーした。

FWアレクサンドル・ラカゼット【4.0】
素晴らしい一連の仕掛けから見事なシュートで試合の均衡を崩す。動きにキレと力強さを感じさせた。

⇒FWアレックス・イウォビ【3.0】
左サイドハーフのポジションに入る。リスクを負うことなく、守備を意識しながら自身のやるべき仕事をこなした。

FWピエール=エメリク・オーバメヤン【3.5】
前半に際どいバイシクルシュート。守備でも自陣深くまでよく戻るなど多大な貢献を果たした。

監督:ウナイ・エメリ【4.0】
様々な選択肢がある中で中盤ダイヤモンドの4-4-2を採用してチェルシーを封じ込めた。2トップ+ラムジーはハイプレス時、カウンター時のいずれにおいても機能。交代・采配も的確だった。

■チェルシー選手採点

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GKケパ・アリサバラガ【3.5】
序盤にコシールニーのヘディングシュートとオーバメヤンの至近距離からのシュートをファインセーブ。奮闘した。

DFセサル・アスピリクエタ【2.5】
前半に珍しく軽率な対応から相手に決定機を許す。その後は問題ない出来だった。

DFアントニオ・リュディガー【3.5】
2失点も自身に大きなミスはなし。安定感のあるパフォーマンスだった。

DFダビド・ルイス【2.5】
最終ラインを上げるのが遅れるなど、肝心の守備でやや集中力を欠いたプレーがいくつかあった。

DFマルコス・アロンソ【3.0】
序盤は背後を取られるなど守備面で低調も、ビハインドを背負ってからは高い位置を取って攻撃に厚みを加える。ポスト直撃のヘディングシュートも。

MFジョルジーニョ【2.0】
ラムジーに徹底マークされ、攻撃のリズムを生むパス出しができなかった。消された。

MFヌゴロ・カンテ【2.5】
攻撃のタイミングと球離れは良いが、プレースタイル的にアタッキングサードで違いを生むには足りない。この試合においては戦術の犠牲者に。

MFマテオ・コバチッチ【3.0】
中盤で気の利いたプレーを続けてボールを回収。前線に的確にボールをつなげながら要所で自身でも仕掛けた。

⇒MFロス・バークリー【2.5】
一度シュートに持ち込んだが、大きな変化をもたらすような仕事はできなかった。

FWペドロ・ロドリゲス【3.0】
最終ラインとの駆け引きやフリーランニングなど豊富な運動量で前線を活性化。だが、ラストプレーの精度を欠いた。

FWウィリアン【2.5】
守備でもよく走り、積極的に仕掛ける姿勢は見せたが、良い時の切れはなく決定的な仕事はできなかった。

⇒FWオリヴィエ・ジルー【2.5】
高さは活かされず、地上戦でもインパクトは残せず。短い時間でどうしようもなかった。

FWエデン・アザール【2.5】
ボールを持った際には脅威を与えたが、中央では仕事ができず。サイドに流れることで一定の存在感を出したが…。

監督:マウリツィオ・サッリ【2.0】
スタメンとポジション固定、一辺倒の戦術から対策を立てられ、それを跳ね返すプランを見せることができなかった。HTの修正きかず、交代策も遅かった。

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