北山雫の幼馴染(エンジニア兼婚約者)な劣等生   作:魂魄木綿季
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北山雫の幼馴染(エンジニア兼婚約者)な劣等生5

九重寺 中庭 4時30分

現在達也と水波の2人は八雲との真剣勝負を行っていた

 

八雲「いやぁ~達也くんは毎日来ていたから無理だけど

   水波くんはブランクによる弱体化を狙ったんだがね~」

 

水波「は!」

八雲が言い終える前に水波がしっかりとした姿勢での手刀を

放つが八雲に避けられてしまう

 

八雲「どうやら僕の見込みが甘かったようだねぇ」

こんなのんきな話し方でも達也と水波の攻撃を全て避けるか

受け流すかで対応しさらにしっかり攻撃もしている

 

 

数分後

昨日とまったく同じ状態が中庭にあった1つ違うとすれば

達也の横で水波が息を乱して片膝を付いているぐらいだ

 

八雲「水波くんは僕の言ったメニューをしっかりと

   毎日こなしたようだね。ブランクがないのが証拠だ」

 

水波「いえ、ブランクはある程度起きていましたよ。」

 

八雲「いやぁ~謙遜かい?謙遜も行き過ぎると嫌味だよ」

などという会話を終了し2人は帰宅した

 

 

第1高校 1-E 8時30分

レオ「そういや達也は今日生徒会室に行くんだっけか?」

 

達也「あぁ。真由美さんに呼ばれてるしあの人の呼び出しを

   無視するとどうなるかも知っているからな」

 

レオ「そうか。がんばれ!」

 

エリカ「ところで達也くん。」

 

達也「なんだ?」

 

エリカ「今日一緒に登校してた子って誰?」

 

達也「(水波か)それに関しては今日の放課後に説明するよ」

 

エリカ「もー勿体つけなくてもいいじゃん」

 

達也「放課後にアイネブリーゼで待っていてくれ。」

 

エリカ達「了解。」

 

 

 

 

第1高校 生徒会室前 12時40分

達也はここに来る途中で雫やほのか、水波と合流してから来た

ちなみに扉の前で既に5分程時間が経過していた

達也「・・・やっぱり俺が行かなきゃダメか?」

 

雫「達也。往生際が悪いよ」

 

ほのか「と、とりあえず入りましょうよ!ね、達也さん」

 

水波「それにここに居てはここを通る生徒に迷惑ですし」

 

達也「・・・・・・分かったよ。」

そういって達也はドアをノックし中から「どうぞー」という

真由美の声を聞き1人1人クラスと名前を言いながら入室した

どうやら深雪は既に到着していたようでダイニングサーバーで

作られた料理を食べていた

その後軽い自己紹介をし合いあずさが真由美にあーちゃんと

呼ばれ涙目になったりしていた。

 

ダイニングサーバーで各々が食事を終えると達也は自分達を

呼んだ理由を聞いた

達也「真由美さん。深雪さんを呼んだ理由は察しが付きますが

   何故俺達まで呼んだのですか?」

 

真由美「深雪さん我が校の伝統で生徒会に入って欲しくて

    お呼びしました。」

 

深雪「はい。喜んでお受けいたします。」

 

真由美「それでは、深雪さんは書記として入ってもらいます

    細かいことはあーちゃんに聞いてください。」

 

あずさ「先輩!さっきも言いましたが後輩の前であーちゃん

    はやめてください。私にも立場があるんです!」

あずさの半分涙目になりながらの反論にその場に居た全員が

「あ、これは『あーちゃん』だ」と思った。

 

達也「ところで真由美さん何故俺達が呼ばれたのかの

   説明がまだなのですが?」

 

真由美「それについては摩利から説明があるわ。」

真由美がそう言い摩利にバトンタッチをした。

 

摩利「達也君達を読んだのは私の指揮する風紀委員会に

   ついての関係の話だ」

 

達也「・・・・・・摩利さんまさか。」

 

摩利「あぁ達也くんを風紀委員に生徒会推薦枠で

   入ってもらえないかと思ってね」

 

達也「質問があります。俺は入学が決定した時点でここの

   委員会などの襲名制度などを調べてあります。

   その結果によると生徒会推薦枠の他に教職員推薦枠が

   あるはずです。その教職員推薦枠は誰ですか?」

 

摩利「教職員推薦枠は空席だよ。いや、君が空席にしたのさ」

 

達也「・・・・・・ということは1-Aの森崎ですか」

 

市原「えぇ。ですが渡辺委員長が拒否したため

   彼の風紀委員入りは取り消しになりました。」

 

摩利「我々は風紀委員会だ。

   風紀を乱すような差別用語の使用を止めるのも我々の

   仕事だし。風紀を維持する委員会の人間には禁止用語を

   使用する者が参加する事は認められない。」

 

達也「・・・1つ意見があります。」

 

摩利「なんだ?」

 

達也「俺は水波を風紀委員に、ほのかと雫を生徒会に推薦し。

   俺自身は風紀委員の辞退させていただきたいです。」

達也の発言にその場に居た全員が驚いた。

そして水波は珍しく「え!?達也兄さま!?」と声を上げる

 

摩利「・・・達也くん。理由を聞いてもいいか?」

 

達也「えぇ。理由は2つあります。

 

1.自分は二科生であるため一科生の先輩方を取り締ると

        先輩たちからの大量の反対の意見が出ること

 

2.昨日の一件で自分はいろんな者に割る目立ちしていて

          面倒なことになることが予想出来ること

 

   という理由です。その点水波であれば一科生であるから

   反感を受けずに済むでしょう」

 

摩利「ふむ。なるほどね、確かに意見は通っている」

摩利のその発言に達也は安心した。

 

摩利「だがそれらを踏まえても私は君に入って欲しいと

   思っているんだがな?」

 

達也「・・・風紀委員会の職務内容は先ほど摩利さんが

   言ったいた風紀の維持もそうですが主な職務は魔法を

   不適正使用をした者の摘発と魔法での騒乱の取締り。

   摩利さん、確認を取りますが風紀委員は魔法を使用した

   生徒を『力ずくで止める』事が仕事ですよね?」

 

摩利「あぁ出来れば昨日のように『使われる前に止める』事を

   頼みたいがな。」

 

達也「あのですね!俺は実技が悪いから二科生なんです!!

   昨日のはあくまで正面からの打ち合いだったからで

   ほのかによって森崎の魔法が一時的に止められたから

   俺の術式が間に合っただけです!」

達也のことを良く知る真由美や摩利、雫やほのか水波は

『うわぁ~すっごい謙遜だなぁ』と思った

 

達也「ですから~・・・!」

達也が途中で言葉を切ったのは周囲での魔法の発動の兆候を

感じたからである。そしてそれに無意識的に対応し術式解体を

使って術式を解体してしまった

 

摩利「ほぉ。今のに反応する人間が実戦では役に立たない

   といっても謙遜にしか聞こえないぞ。」

 

市原「というより。謙遜意外には感じませんね」

 

中条「北山君、既に規格外なレベルの戦力ですね」

 

達也「・・・何があっても俺を委員会に入れたいんですか?」

 

摩利「あぁ。君の力は大きな抑止力になるからな」

 

達也「・・・分かりました。お受けいたします。

   ですが1つだけ条件があります。」

 

摩利「なんだね?」

 

達也「先ほど俺が提示した案を採用して欲しいのです。」

 

摩利「さっきの。という事は水波君の風紀委員入りか?」

 

達也「そうです。」

 

摩利「水波君はいいのかい?」

 

水波「はい。兄さまに頼ってもらえて嬉しいので。」

水波が言い終えると昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴った

 

摩利「達也君達。今日の放課後は空いているかい?」

 

達也「いえ、今日の放課後はエリカ達との約束があります。」

 

摩利「じゃあスグに終わらせるから2人は放課後に来てくれ」

 

達也「・・・分かりました」

 

 

第1高校 実習棟 13時40分

レオ「へ~達也、風紀委員になるのか」

 

達也「望んでではなく半強制的にだったがな」

 

美月「それでもすごいですよ。二科生で風紀委員なんて」

 

エリカ「でも達也くんも災難だねぇ。摩利なんかの部下

    だなんて。こき使われるよ」

 

達也「・・・(将来の姉にそんなことを言うなよ。エリカ)

   そうだエリカ、今日の放課後なんだが少し遅れるかも

   知れないから適当に食べて待っていてくれ。」

 

エリカ「(話をそらした)え?遅くなりそうなら私達は別に

    明日でもいいけど?」

 

達也「今日の支払いは待たせる分俺が持と思ったんだが~・・

だが達也が最後まで言い終える前にエリカが言葉を返した。

 

エリカ「なら待ってるね!レオ今日は達也君の奢りだって!」

 

レオ「おぉ!マジか達也!ダンケ!!!!」

 

達也「(現金なヤツらだな)」

 

 

 

第1高校 生徒会室 17時20分

達也達が向かうと昼休みのメンバーの他に1人男子がいた

その男子は入ってきたメンバー全員に挨拶を始めた

服部「始めまして司波さん。生徒会副会長の服部範蔵です。」

等と達也以外全員に挨拶を終えた。

 

服部「北山。久しいな2年ぶりか?」

 

達也「えぇお久しぶりですね。アレの調子はどうですか?」

 

服部「良好すぎて逆に疑いたくなるよ。今度メンテを頼む」

 

北山「では今週末にアチラへ来てください。その時にでも」

 

服部「あぁよろしく頼むぞ。それと、風紀委員かがんばれよ」

 

北山「はい。」

達也が答えると服部は用事があるからと生徒会室を後にした

 

その後達也と水波は風紀委員会室へ向かい

職務内容の説明だけ受けて雫達と合流しレオ達を待たせている

アイネブリーゼへ向かった

 

 

 

 

【中条あずさ】

外見は中学生ほどにしか見えないだが実は精神干渉系魔法の

「梓弓」を使える。過去に事故がありそれ以来は「梓弓」を

自分から使う事は考えていない。

FLTの熱狂的ファンで天才魔工師[トーラスシルバー]に

ただならぬ憧れを抱いている

 

 

【市原鈴音】

真由美が言うには「達也君に次いで表情が変わらない」らしく

彼女の顔大きく変化させることをを卒業までの真由美の目標

実技面もそつなくこなすがどちらかといえば本人は実技よりも

筆記の方が得意らしい。生徒会の会計を任されており

噂によると教師にも時々会計を頼まれたりしているらしい。

周りからは「真由美の世話役」として見られている

 

 

【服部範蔵】 本名:服部刑部少丞範蔵

2年ほど前に家の用事でFLTに行った時に達也の居る

「第3課」を見学し、その際に服部用に達也が1から調整した

CADを貰いそれ以来時々達也に調整をしてもらっている

トーラスシルバーの正体が達也であると知っているがCADを

貰った恩などを感じているため言いふらす事もしない

第1高校入学当初は二科生をウィードと読んでいたが真由美に

「お叱り」を受けて心を入れ替えた。今では摩利や真由美と

共に「差別」を無くすことを目指している。






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