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【プロ野球】

ヤクルト・山中、超遅球 「ハエが止まるボールが欲しい」

2019年1月20日 紙面から

 ヤクルト・山中浩史投手(33)が19日、埼玉・戸田市の戸田球場で自主トレし、超遅球の習得に取り組むことを明かした。

 大半が120キロ台の直球の平均球速は、現役で最も遅いデータが出たというサブマリン。「逆手にとって遅さを極めた方がいい。ハエが止まるボールが欲しい」と力説した。

 現在100キロ程度のカーブを80キロ台まで落とし、持ち味の緩急をさらにつけることが目標。理想のイメージはオリックス(阪急含む)、阪神で通算176勝を挙げた左腕星野伸之だ。

 「スピードは遅くても、打者から『直球が速い』と言われる。そういう投手を目指していかないと」と語った。 (藤田昌央)

 

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