八幡は魔法科高校ではぼっちでは居られない   作:sinobun
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プロローグ

「えっ?今なんてっ??」

 

「だから中学校にはもう行かなくていいから、高校入学まではこちらに帰ってきなさいといったんですよ八幡」

 

「なんでだよっ」

 

ここは比企谷家。今八幡とその実の母親である四葉真夜は電話で口論になっていた。

隣では義妹の小町が心配そうにその様子を伺っている。

 

「あなたには四葉八幡として第一高校に通って貰うことは既に伝えてありましたね?」

 

「ああ」

 

「そこで次の慶春会で分家の方々にあなたの事を私の息子として紹介するつもりでいます。その後もそのまま比企谷家に居ては四葉と比企谷の関係がバレてしまって小町の事も皆さんに紹介しなくてはいけなくなるわ。」

 

真夜と小町の母親の比企谷芽夜(めや)は姉妹であり、本来小町は八幡の従妹になる。

もう一人の姉妹、故四葉深夜の息子と娘の達也と深雪と同じように四葉との関係を今はまだ秘密にしておきたいので、この事を知っているのは分家の者も含めてごく一部にしかいない。

 

「なるほど・・・」

 

「納得したかしら?」

 

「ええ・・・・、でっ本音は?」

 

「そんなの八幡と早く一緒に暮らしたいからに決まってるじゃな~い♡」

 

「このクソ魔王がーーー」

 

「ハっ、ハメたわねっ」

 

「はぁ・・・まぁ、とりあえず事情はわかったから言うとおりにするよ」 

 

「ええ、では会えるのを楽しみに待っているわね八幡。」 

 

通信が終わったのを見計らって、小町が目に涙を溜めながら駆け寄ってきた。

 

「お兄ちゃんっ、今の本当?居なくなっちゃうの?」

 

「・・・・・あぁ、どーやらそーみたいだな」

 

「そっか・・・でも真夜おばさんの命令ならしょーがないもんね」

 

「大丈夫だ!高校に通うときにはまた一緒に暮らせるようになんとかしてみるからな!でもそーなると四葉との関係がバレて小町も面倒なことになるかもしれない・・・」

 

「小町はお兄ちゃんとまた一緒に居られるならそんなの平気だよ!

あっ、今の小町的にポイント高い!!!」

 

八幡は嬉しくなり小町の頭を優しく撫でた。

気持ちよさそうにしていた小町だったが真剣な顔で八幡にこう尋ねた。

 

「お兄ちゃん、雪乃さんと結衣さんはどーするの?」

 

「・・・・・・」

 

「2人とも半端な説明じゃ絶対納得しないよ?」

 

「そーだな・・小町、今はまだ四葉の事はあの二人には言えないから、2人に何か聞かれたら俺は元々養子で本当の親の所に帰ったって言ってくれないか?」

 

「会わないで居なくなるつもりなの?」

 

「正直俺はあいつらの事が好きだったんだよ・・・あっ、別に変な意味じゃないぞ?人としてだ!人として!」

 

「そんなに焦らなくてもわかってるよ、お兄ちゃんが1番好きなのは深っ「小町ちゃんん?」小町だって事くらい」

 

(お兄ちゃん深雪さんの前では毎回緊張でカチカチだから、好きだってのが小町と達也さんにはバレバレなんだよね。)

 

「んっんっ、まぁそれでだ・・・2人に会うと決心が鈍りそうなんでな・・・」

 

「わかったよ、小町が上手い事言っておくから任せておいて!」

 

「ああ、すまんが頼んだ。」

 

こうして八幡は総武中学を去り四葉へと帰る事になった。

 

 

 

 

 

 

 

「ヒッキーのバカ」ポロポロ

 

「比企谷君・・・グスッ」

 

「ゆきのん、私絶対第一高校に入学してヒッキーに文句言ってやる!」

 

「そうね。このままお別れなんて絶対に許さないわっ!覚悟しておきなさい比企谷君!」

 

 

 

後日小町から事情を聴いた雪乃と結衣は八幡との高校での再会を心に誓うのであった。

 




当たり前ですが、読むのと書くのとでは全然違いますね(;'∀')
感想頂けると嬉しいです<(_ _)>オネガイシマス




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