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【ドラニュース】

勝野の直球「自然と変化」 ブルペン捕手驚き

2019年1月20日 紙面から

捕手を立たせたままブルペンで投球練習する勝野=中日ドラゴンズ屋内練習場で(谷沢昇司撮影)

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 中日のドラフト3位・勝野昌慶投手(21)=三菱重工名古屋=が19日、選手会合同自主トレで2度目となるブルペン投球を披露した。

 「ズドン」と言うようなミット音が響いた。捕手を立たせて21球。まだ試運転の段階ながら、勝野が威力のある球を随所に投げ込んだ。

 初めて受けたルイス通訳兼ブルペン捕手は「球が重かった」と少し驚いた様子。その上、「球が自然と変化する。カット気味だったり、シュート気味だったり」と付け加えた。腕の振りが速く、球に力はある。その球が微妙に動くとなれば、打者は対応するのが容易ではなくなる。

中2日修正 今回は納得

 初ブルペンで20球投げた16日は「1球も納得のいく球はなかった。あんな風になることは初めて」と首をかしげていた勝野。この日は違った。ボールが指にきちんとかかり、「悪くなかったと思います。前より良かったと思います」と口にした。

 中2日の投球できっちり修正。「自分でも良いところとか、悪いところとか分かっているので」。即戦力と期待されるルーキーの存在感は日ごとに増していきそうだ。 (島田明)

 

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