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2019年1月20日 紙面から
フリー打撃をする京田=中日ドラゴンズ屋内練習場で(谷沢昇司撮影)
中日の京田陽太内野手(24)が19日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で初のフリー打撃を行い、快音を連発させながら約40スイングした。昨年より左脇を開け、少し大きめに構えるフォームに取り組んでいる中、まずまずの手応えを得た。
選手会合同自主トレ第2クール初日となったこの日、京田は福田、松井雅らとともに、フリー打撃を練習メニューに組み込んだ。これまでのマシンではなく、打撃投手を相手に、しっかりとタイミングを取りながらバットを振り、鋭い当たりを連発させた。
「今年初めて打撃投手の球を打ちましたが、感覚としては悪くない」
明るい表情でこう語った京田。このオフから、昨年よりも左脇を少し開けて構えるフォームにしている。タイミングを取る際のグリップの上下動を小さくし、なおかつ窮屈にならないよう改良に取り組む。
練習で意識してきたのは、しっかりボールを呼び込みつつ前めのポイントで捉えること、上からたたくこと。「いい感じで来ていると思います」。まずまずの手応えとなっているようだ。
プロ1年目の2017年は球団新人最多のシーズン149安打を放って新人王になった。昨年は厳しいマークに遭い、打率2割3分5厘に落ち込んだ。根尾も加入した3年目、バットも重要なのは言うまでもない。京田は好感触を得ている今の打撃を、今シーズン貫いていく決意だ。
「結果が出ないといろいろ言われると思うが、自分の信念というものはしっかり出せるようにしたい」
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