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2019年1月20日 紙面から
ノックでジャンピングスローする根尾(今泉慶太撮影)=ナゴヤ球場で
中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=の目が、チームの苦手克服への力になりそうだ。新人選手が19日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で視覚機能検査に臨み、根尾が「コントラスト感度」の分野でチームトップクラスの数値を出した。明暗の違いに順応する能力が高く、専門家は、昨季苦戦した屋外ナイターにも問題なく適応できると太鼓判を押した。
鬼門突破のピースになるかもしれない。毎年恒例となった新人たちの視覚機能検査。9項目の結果を見た上で、「Vision Support」(名古屋市中区)の加藤一幸代表(60)が驚いたのは、根尾の目が持つ意外な能力だった。
「目を引くのがコントラスト感度ですね。チームでもトップの数値です」。コントラスト感度を測るのは専用のボード。通常の視力検査で使用される白地に黒の「C」マークだけでなく、黒地に白文字、背景と文字の差を徐々にぼかしていくグレーなど、判別しにくいものも見極めながら測定する。
この項目で根尾は5段階中最高の「5」を出した。任意で受けた2年目以降の選手も含む全26人の中でもトップクラスだった。本人は「特に意識しているわけではないです」と気に留めていないが、その力は竜が泣かされてきた鬼門で発揮されそうだ。
根尾の特異な能力が生きるのは、照明の明暗が大きく影響する屋外球場のナイターだ。加藤代表は「例えば神宮球場は場所によって照明がやや暗いと感じるところがあると聞きます。でも根尾選手はすんなり入れると思いますよ」と太鼓判を押した。
明暗差に順応し、白球をしっかり目で捉える。守備位置ではもちろん、季節によっては薄暮から徐々に暗くなっていく中で重ねる打席でも、貴重な武器になりそうだ。
他の項目も高水準だった。「全体的にバランスがよくて高いレベルです。京田選手に近いですね」と加藤代表。チーム屈指の視力を持つ京田と同レベルだったという。
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