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ヨシ保全へ刈り取り 草津で80人が作業

ヨシ刈りをする参加者ら=草津市下物町の草津道の駅グリーンプラザからすまで

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 琵琶湖周辺に生い茂るイネ科の「ヨシ」の生育環境保全のため草津北部まちづくり協議会が十九日、草津市下物町の草津道の駅グリーンプラザからすまでヨシ刈りをした。協議会関係者ら約八十人が刈り取り作業に汗を流した。

 ヨシは窒素やリンを吸収するため琵琶湖の水質改善に役立っていると言われている。また、ヨシの群落は鳥の巣や魚の産卵場所になっている。新芽の成長を促すため同協議会が十一年前から、刈り取り作業を実施している。

 この日は、初めての参加者もおり、鎌の使い方などを教わりながら、ヨシを刈った。刈り取られたヨシは七月二十七日、草津市で開催が予定されている松明まつりのたいまつの材料として使用される。

 協議会の本間道明会長(76)は「雪が降る年もあるが今年は晴れていて、ケガもなく終われて良かった」と満足した様子だった。

 (柳昂介)

 

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