「金栄輝先生の上疏文」は真実
永田正治 Masaharu Nagata
私は金栄輝先生の上疏文を信じます。
まず、2015年9月、天一国指導者特別教育での金先生の発言を、音声で聞いてください。「お母様は無論、神様が予定されたお方で、特別な家庭にお生まれになり結婚されましたが、その時、もし、我々の教団が無ければどうだろう、どうしてお父様に会うことができただろうか。教団を嫌い、反対と迫害を受けるニュースが世間に知れ渡ったので、そのニュースを見て、大母様も教団に入ってこられたのであり、お母様もお父様に出会うようになりました。教団を立てるということがどれほど重要でしょうか。その土台の上でお父様は第3次エバを探され、第3次、その時、お母様は原罪があるのです。皆さんはそれを知らなければなりません。原罪があるお母様ですが … 原罪はありますが、特別に教育してお父様にお会いされたのです 」
2015年9月 金栄輝先生「良心宣言」
金先生が4年前になさったこのお話は、「良心宣言」として多くの食口が知っています。「上疏文」は「良心宣言」そのもので、「お母様には原罪がある」という訴えです。当然、お父様有原罪も否定します。上疏文の大半は韓氏オモニの独生女論批判で、2015年の主張の繰り返しです。
もし、上疏文が金先生が書かれたものでないなら、家庭連合は、一刻も早く、正式に声明を出すべきです。勝手な、一方的な声明でなく、金先生が直接、自分が書いた文章ではないと仰っていただくことです。ここで問題があります。上疏文を読まれれば分かるでしょうが、これは信仰的な、大変立派な文章です。そして、何よりも金先生の「本心」が書かれてあるということです。本心が書かれた文章をねつ造と言えますか。
ともかく、家庭連合の正式声明を待ちたいと思います。金先生が書いたものでないならば、通常、自身の見解を発表し、上疏文の「内容」を批判するはずです。内容を批判しなければ意味がありません。批判しないということは「内容は真実」ということになります。内容は沈黙では、金先生が韓氏オモニに対し「二心」を抱いているということになります。
この上疏文ほど、家庭連合の隠ぺいと偽りの体質を、浮き彫りにするものはありません。韓国では幹部の誰もが独生女論など信じていません。今、日本の家庭連合では、食口に、韓氏オモニは、自分も、お父様も無原罪、と言っているというウソを信じさせようとしています。家庭連合の「真の父母宣布文サイト」の太田朝久講師の講義をご覧ください。韓氏オモニは2014年7月1日、お父様が原罪を持って生まれたと言ってから、側近幹部に何度も語り、2017年2月には、神学者の第一人者である金振春院長に、お父様が原罪を持って生まれたという講義をさせました。お父様有原罪、自分無原罪は韓氏オモニの堅い信念なのです。これはとうてい食口が受け入れられないので、「お二人が無原罪」というウソでまるく収めようとしています。日本食口は怒るべきです。
宗教にとって生命である根本教義を、こんなにいい加減で出鱈目に扱う教団は家庭連合しかありません。金栄輝先生は、お父様が無原罪のメシアであり、お母様は私たちと同じ原罪がある身で生まれ、救い主・お父様によって原罪があがなわれたとする、正統信仰を守り、主張しました。これは、お父様がおられたとき全ての食口が当たり前のように抱いていた信仰です。金先生の上疏文は、家庭連合食口に正統信仰を想起させ、食口の信仰と心情を、メシアお父様のもとに復帰させる契機となります。私たちは、この上疏文をもって、引き続き、信仰問題を提起するつもりです。お父様の正統信仰と、独生女の異端信仰について皆さんと考えてゆきたいです。皆さんの関心と声援を期待いたします。
【永田正治さんのプロフィール】
1954年東京生まれ。高麗大学歴史学科卒業。崇実大学統一政策大学院修士、啓明大学日本学博士課程修了。慶州ソラボル大学勤務(1997—2007)。慶州歴史文化都市造成計画TF委員歴任。著作に『北朝鮮関連日本書籍の分析』、『徳川綱吉の儒教政策』など。日本に帰国後は、信者の異宗教交流により宗教間交流の活性化をめざす「異宗教コミュニケーション」を提唱。「異宗教コミュニケーションのすすめ」、「宗教の復権と異宗教コミュニケーション」、「宗教多元主義と異宗教コミュニケーション-遠藤周作『深い河』を中心に」などがある。
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