挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
185/185

184.商会保証人と新商会員

 窓からの日差しが赤の強いオレンジに染まりつつある。

 商業ギルドの二階、ロセッティ商会の借りている部屋では、ダリヤとイヴァーノが机をはさんでぐったりしていた。


「ジルド様って、本当に行動が早いですね……」

「ええ……見習いたいと、いや、ここまで早いのはどうかとも思いますが……」


 目の前にあるのは、侯爵で王城の財務部長であるジルドファン・ディールスからの手紙と書類である。


 マルチェラがロセッティ商会に入り、保証人から抜けることになるので、新しい保証人が必要になった。

 これまでも『借りがあるので、困ったときには連絡を』とくり返されていたので、ジルドへお願いすることにした。


 お願いの手紙を出し、『ご都合のよろしいときにご挨拶に伺わせてください』と書いたはずが、即日の了承と共に、ジルドの方で日程を確認するという手紙があった。

 さすがはジルドだと、相変わらず行動が早いと二人で感心した。

 だが、理解できたのはここまでだった。


 翌日の夕方、ギルドに商会員が在室しているかの先触れが来て、その後すぐ本人と従者が来た。

 部屋にはイヴァーノしかおらず、慌ててガブリエラを呼んで立会人となってもらう。

 ジルドはその場で保証人のサインをし、五分で帰って行った。


 王城で財務部長を務める侯爵に足を運ばせ、商会長不在、お茶ひとつもない、お礼品もない状態での保証人確定である。

 その後すぐ、塔へ馬車で乗り付けたイヴァーノから話を聞き、ダリヤは真っ青になった。


 翌日、ジルドへのお礼を必死に考えつつギルドに来ると、イヴァーノが白くなっていた。

 目の前にある手紙が原因だ。

 手紙には、やはり『困ったときには連絡を』。そして、『多忙だろうから会長の挨拶は不要』という内容を、貴族調に整えた文があった。


 会長の挨拶はいらないとあるが、挨拶なしでいいとは書いていない。

 実質、二人しかいない商会では、イヴァーノの名指しである。


 二人して遠い目をしつつ、お返しを必死に考えた。

 前回の微風布アウラテーロのショールへの礼が一行だけ多かったので、ドレスが作れるほどの量を一巻きにして三つ分を目録にする。そして、イヴァーノが『近いうちにご挨拶を』という手紙をしたため、運び人に頼み終えたのが今である。


「イヴァーノ、少し早いですが、今日はもう閉めませんか?」

「そうですね、またジルド様から手紙が来ると悪いですし」


 イヴァーノは冗談を言ったつもりらしいが、本人を含め、二人とも微妙な顔になった。


 ちょうどそのとき、ためらいがちなノックの音が響いた。


「いや、いくらなんでもこれは早すぎですよね。絶対に違う、いや、違ってください……」


 ぶつぶつと願いながら、彼がドアを開けに行くのを、ダリヤはひきつった顔で見守る。


「こんばんは。ダリヤちゃん、イヴァーノさん、いきなりですまないんだが、ちょっと話を聞いてもらえないだろうか?」

「お仕事中に申し訳ありません」


 ドアの前、マルチェラが、栗色の髪の青年と共に立っていた。


「マルチェラさんと、グリーヴさん」


 ロセッティ商会の保証人であるメッツェナ・グリーヴだった。

 運送ギルドに務める彼とはなかなか会う機会はなかった。

 だが、ダリヤにとっては商会の保証人となってくれた恩人の一人だ。

 婚約破棄で塔に戻るとき、荷物を運んでくれた者の一人でもある。


 部屋に入ってもらい、全員でテーブルを囲んだ。


「マルチェラさん、運送ギルドの方で何かあったの?」


 マルチェラは腕輪を受け取った翌日には、運送ギルドを辞めることを伝えたという。

 今は引き継ぎ期間で、一週間後に、スカルファロット家の騎士と、ロセッティ商会員となる予定だ。


 メッツェナが来ているところから考えて、引き継ぎがうまくいっていないのかもしれない。そう思いつつ、返事を待った。


「それが……いきなりで悪いんだが、仕事で空きがあれば、メーナを、メッツェナを雇ってもらえないだろうか? 長い付き合いで、俺のことも全部知ってる奴だ、身元は俺が保証する」


 急な願いに、ダリヤは目を丸くした。


「グリーヴさん、運送ギルドをおやめになるんですか?」

「はい。マルチェラさんと同じ日に辞める予定です。今日、上司と話して許可は取りました」


 メッツェナはマルチェラと仲がいいから、同じ仕事がしたいのだろうか。そう思っていたら、本人がひどく困った顔で話し始めた。


「商会の保証人の件で……マルチェラさんが抜けて、侯爵様が保証人になるというお話で、今日、あちこちで声をかけられまして」

「いや、声をかけられるなんて生やさしいもんじゃなかった。俺は少し前からスカルファロット家にスカウトされたっていう噂が出回ってて大丈夫だったが、メーナは運送ギルドでも配達先でもつきまとわれていた」

「……うちの商会のせいですね?」

「え?」


 イヴァーノの言葉に、思わず聞き返す。

 メッツェナとロセッティ商会との関わりが見えない。


「うちの保証人、商業ギルド長のレオーネ子爵、伯爵家のヴォルフ様、そこにマルチェラさんとメッツェナ・グリーヴさんだったわけです。で、そこからマルチェラさんが抜けて、昨日、ギルドに侯爵であるジルド様が出向いて保証人です。ジルド様は目立ちますから、話がすぐ回ったんでしょう……すみません、そろそろご連絡するつもりだったんですが、ちょっと早く進みすぎまして」


 マルチェラが抜けると、メッツェナ以外、全員貴族である。しかもそうそうたる顔ぶれだ。

 一人浮いた上に目立つのは当たり前である。


「グリーヴさん、かなり色々言われましたか?」

「その、商会に伝手があるか、ロセッティさんを紹介してもらえないかとか……このままだと仕事に差し支えるので、辞めて職探しをすることにしました。ただ、僕は家族がいないので、再就職の保証人をマルチェラさんに頼んだら――」

「いや、俺のことから巻き込んだ形だから。もちろん、無理なら他を当たる。俺も迷惑をかけている身だから、無理にとは思っていない」


 巻き込んだ原因をたどれば、ロセッティ商会長の自分である。

 ダリヤはイヴァーノに続き、考えつかなかったことを反省した。


「イヴァーノ、グリーヴさんを商会員にお願いできませんか? もともとはうちのせいですし」

「いえ、商会員でなくて下働きで充分です。荷運びでも御者でも雑用でもなんでもやりますので、よろしければお願いします」


 遠慮がちに願う彼に、イヴァーノが整った笑顔を向ける。


「もちろんです。メッツェナさん、うちの商会員になる以外、すぐにつきまとわれない方法はたぶんありません。数日だけマルチェラさんと一緒に行動してもらえれば、こちらでなんとかしますので……失礼ですが、保証人についてご家族がいらっしゃらないとのことですが、他のご親族の方は?」

「僕は救護院育ちなので、親戚がいません」


「わかりました。では、マルチェラさんと同日に商会員ということで。保証人はマルチェラさんでよろしいですね?」

「もちろん俺が……いえ、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします」

「ありがとうございます!」


 イヴァーノの確認に、マルチェラは言葉を整えて願い、メッツェナは深く頭を下げた。

 その後にうれしげに手を叩き合い、兄弟のように笑う二人が微笑ましい。


「会長、よかったですね。これで来週から一緒に悩める人が倍になりますよ」

「ええ、うれしいです」


 イヴァーノの言葉に笑ってしまったが、ちょっとだけうれしいのも本当だ。

 皆で悩んでも解決ができるかどうかは別なのはわかっているが。


 自分達の会話に、マルチェラとメーナは首を傾げていた。


 この二人が会話の意味をよく理解するのは、翌週のことである。


お読み頂いてありがとうございます。おかげさまで書籍化となりました。
書籍「魔導具師ダリヤはうつむかない 1」(MFブックス様 10月25日発売)
どうぞよろしくお願いします。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生しまして、現在は侍女でございます。

※アリアンローズから書籍版 1~3巻、絶賛発売中! ※12/12発売の3巻ですが、発売即重版となりました。ありがとうございます! ユリア・フォン・ファンディッ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全222部分)
  • 4541 user
  • 最終掲載日:2019/01/17 00:00
転生したら乙女ゲーの世界?いえ、魔術を極めるのに忙しいのでそういうのは結構です。

【2019年1月31日、KADOKAWA/エンターブレイン様から2巻発売です!】 「気付いたら銀髪貴族の幼女五歳でした。完全に私tueeeeスタートですね、分//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全189部分)
  • 4700 user
  • 最終掲載日:2019/01/18 09:32
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 5707 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
エノク第二部隊の遠征ごはん

遠征部隊に配属となった衛生兵のメルは、支給される保存食の不味さに悶絶する。 パンは酸っぱく石の如く。干し肉は無味無臭で噛み切れない。 生命の危機を覚えた衛生兵は//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全298部分)
  • 4157 user
  • 最終掲載日:2019/01/19 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 4721 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
魔導師は平凡を望む

ある日、唐突に異世界トリップを体験した香坂御月。彼女はオタク故に順応も早かった。仕方が無いので魔導師として生活中。 本来の世界の知識と言語の自動翻訳という恩恵を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全400部分)
  • 4399 user
  • 最終掲載日:2019/01/16 07:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 4160 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【一巻 2017/10/30 発売中!】  【二巻 2018/03/05 発売中!】  【三巻 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全523部分)
  • 4145 user
  • 最終掲載日:2019/01/15 01:42
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。 錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 5733 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全351部分)
  • 5403 user
  • 最終掲載日:2019/01/18 00:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 5701 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

 私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だった。同時にここが好きだった少女漫画の世界で、自分が漫画の主人公に意地悪の限りを尽くす悪役…//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全173部分)
  • 5403 user
  • 最終掲載日:2019/01/16 21:00
異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全121部分)
  • 4007 user
  • 最終掲載日:2018/09/15 00:00
わたしはふたつめの人生をあるく!

 フィーはデーマンという田舎国家の第一王女だった。  このたび、大国オーストルの国王で容姿端麗、政治手腕完璧、ただひとつ女性に対して冷たいのをのぞけば完璧な氷の//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全192部分)
  • 4020 user
  • 最終掲載日:2018/04/18 21:48
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全79部分)
  • 6828 user
  • 最終掲載日:2019/01/14 20:00
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全67部分)
  • 4368 user
  • 最終掲載日:2019/01/14 12:00
かわいいコックさん

『花(オトコ)より団子(食い気)』で生きてきたアラサー女が気付いたら子供になって見知らぬ場所に!?己の記憶を振り返ったら衝撃(笑撃?)の出来事が。そしてやっぱり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全100部分)
  • 4565 user
  • 最終掲載日:2018/09/14 00:00
王女殿下はお怒りのようです<WEB版>

戦乱の世に生きて死んだ最強魔術師の王女が、太平の世に無能の公爵令嬢として転生。 どうやら周囲の人間にも家族にも嫌われているというかなり詰んだ状況にあるらしく、加//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全75部分)
  • 4361 user
  • 最終掲載日:2019/01/04 22:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全171部分)
  • 4085 user
  • 最終掲載日:2019/01/18 07:00
スキル『台所召喚』はすごい!~異世界でごはん作ってポイントためます~

【2018/9/10発売】カドカワBOOKS様より書籍化。 【2018/9/5コミカライズ】電子雑誌B's-LOG COMIC様にてコミカライズ連載開始。 //

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全65部分)
  • 4439 user
  • 最終掲載日:2019/01/03 00:56
おかしな転生

 貧しい領地の貧乏貴族の下に、一人の少年が生まれる。次期領主となるべきその少年の名はペイストリー。類まれな才能を持つペイストリーの前世は、将来を約束された菓子職//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全213部分)
  • 4236 user
  • 最終掲載日:2018/12/16 23:29
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全105部分)
  • 4405 user
  • 最終掲載日:2018/10/25 22:17
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 5159 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
最強の鑑定士って誰のこと?~満腹ごはんで異世界生活~

★カドカワBOOKSさんより、1~5巻発売中。電子書籍もあります。よろしくお願いします。 ★コミカライズ『B's-LOG COMIC』さんで連載中。『Comic//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全165部分)
  • 4193 user
  • 最終掲載日:2019/01/16 00:44
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全453部分)
  • 5760 user
  • 最終掲載日:2019/01/14 23:08
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全145部分)
  • 4831 user
  • 最終掲載日:2019/01/07 00:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全116部分)
  • 5060 user
  • 最終掲載日:2018/12/03 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 4832 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00