【首都スポ】[大学ラグビー]メイジ、光った結束力! 4年生全員で決起集会 一丸になった2019年1月18日 紙面から 今季の明大で見逃せないのがチームの一体感だった。昨年12月、対抗戦の早明戦に敗れた後、4年生のプロップ祝原=写真=は、福田主将に「自分のパフォーマンスに集中してくれ。一人で背負わず俺たちを頼ってくれ」と直言した。それを契機に、19人の4年生全員で大学選手権への決起集会を開き、スーパー銭湯に繰り出して裸で本音をぶつけあい、結束力を高めた。メンバー外の4年生は、朝7時からの早朝練習をリードし、試合ではウオームアップの補助係を買って出た。「今はメンバー外も全員、このチームで勝ちたい気持ちでいる」と祝原は言った。 優勝を決め、表彰式を終えると、選手たちはピッチ脇で待っていた控え部員たちの輪へ全力疾走し、91人の部員が誰彼となく抱き合い、勝利を喜んだ。それは、学生スポーツならではの温かい光景だった。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。
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