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2012年08月02日

電波時計受信チェッカーで受信しにくい場所を探しました

普通の電波時計では短時間で確認できなかった、置いた場所の電波状況ですが、受信チェッカーではリアルタイムで判るので自宅内をいろいろチェックして受信状態の悪い場所を探しました。
すると、自分の部屋でも悪条件の場所がいくつか見つかりました。
予想はしていましたが、ノイズを出す機器の近くでは受信状態が悪いことを確認できました。
動いているエアコンの前で、60kHzの送信所の方向にバーアンテナを向ける(一番弱くなる向き)と、点滅が乱れます。
その悪条件の時に、先日作った外部アンテナを近づけても改善するかどうか試してみると、少し角度をつけて置くとちゃんと受信できるレベルまで改善しました。
120802-1
最良の向きは、チェッカーと直角の向きなのですが、この写真のように少し角度をつけるだけで改善しました(さすがにチェッカーと同じ向きに置くと改善しません)。
動画も撮影しました。

動画だけ見ると、夢のような高性能アンテナに見えるかもしれませんが、仕組みはコイルの誘導結合です。要するにギリギリの受信状態なら近くに置けば改善しますよということで、そもそも電波が届いていなかったりノイズが強すぎる場所では近づけても改善しません。そういう場合は、窓際などきちんと受信できる場所に外部アンテナを置き、ケーブルと結合ループで電波時計に導く形になります。
「近くに置く」、「ケーブルで導く」、2種類の方法で受信状況が改善できると判りましたので、何個か作ってみようと思います。
 
ちなみに現在売られていいる、受信改善のためのグッズを紹介します。
◆セイコー タイムリンク
タイムリンク親機で受けた信号は、タイムリンク対応の電波時計でのみ利用できます。親機は安いですが、時計も含めるとかなりの金額です。
◆シチズン 電波時計用ブースター9ZZ005-008
40kHzで受けた電波を60kHzで再送信、またはその逆を行う機器です。電波時計マニア(笑)には知名度の高い製品です。普通の電波時計で受信できますので大変便利ですが、値段もそれなりです。
◆日本アンテナ 電波時計向け受信システム
建物全体を本格的に改善するシステムです。個人で導入できる価格ではありません。
 
私が作った物はとてもシンプルな構成なのですが、同様の市販品は無いようです。パッシブタイプは嫌われるのでしょうか?

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posted by R.yawatta at 00:18| 愛媛 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電波時計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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