――『ときめきメモリアル Girl's Side』のヒットがあってこそ、学園物の乙女ゲームが続々と作られるようになったと思います。 内田さん:そう言っていただけると、とても嬉しいですね。そこから3作、順調にシリーズを続けられてきたのも、ユーザーの皆さんの応援があってこそだと、ありがたく思っています。 『ときめきメモリアル Girl's Side Premium ~3rd Story~』 はLive2Dが最大の魅力 ――そして10周年アニバーサリーイヤーのゲームタイトル第1弾となるのが、『ときめきメモリアル Girl's Side Premium ~3rd Story~』ですね。こちらは『~3rd Story~』のプレミアム版ということで、ハードもPSPへと舞台を移しての登場となりますね。 内田さん:前回、1作目、2作目はPS2からニンテンドーDSにハードを移して発売しました。そこで感じたのが、女性ユーザーの方が最も多く遊んでいるハード、さらに、よりパーソナルに遊べる携帯ゲーム機が、このタイトルにはとてもマッチしているということでした。PS2で出していた際、皆さんから、リビングでPS2で恋愛ゲームをプレイするのは、少し気恥ずかしいというご意見もけっこうありまして。 そこで『~3rd Story~』は、最初から女性の方もハードを多く持っているDSを選択したんです。そこからまたゲームを取り巻く状況も変わり、この何年かでPSPの女性への普及率が格段に高くなりました。同時に、ユーザーさんからも「PSPで出さないのか?」という声を多くいただき、キャラクターを美しく表示でき、よりキレイな画面で遊んでいただきたいというこちらの想いもあって、今回のPSPでの発売を決めました。 ――ユーザーさんの声に応えたんですね。 |