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【ドラニュース】

大島、メジャー式呼吸法挑戦中 タイトル獲得へ期待ふくらむ

2019年1月19日 紙面から

風船を膨らませながら呼吸法のトレーニングをする大島=大阪府貝塚市で(黒田淳一撮影)

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 メジャー式呼吸法でタイトルを獲る! 中日・大島洋平外野手(33)が18日、大阪府貝塚市の日本生命スタジアムなどで高橋らと行っている自主トレを公開。昨季のシーズン途中から取り入れている新呼吸法の一端を明らかにした。

 息絶え絶えになる20代の選手をよそに、33歳の大島が激しい練習を引っ張った。114キロの巨漢を誇る「アジャ」ことロッテの井上と同じ150キロのバーベルを担いでスクワット。「このメンバーで一番厳しいメニューをしている。パワーに関しては前より上がっているんじゃないかな」と手応えを口にする。

 プロ10年目となるシーズンへ、呼吸法から自分を見つめ直す。これまで胸の上部が膨らむように息をする癖があった大島。空気を吸うたびに胸が張ることで自然と背中や腰にストレスが加わり、背中を痛める要因になっていた。

 悪癖を直すため、昨季途中から実践するのは呼吸方法から姿勢を直す「PRI理論」だ。息を吸う時に下腹部を含めた胸からおなかにかけて空気をためることを意識。メジャーの球団や今季マリナーズに移籍する菊池雄星も導入する理論に、大島も「オフだけでなくシーズン中にも心掛けたい」と意欲を燃やす。

 18日の自主トレでは駒大の同級生のトレーナー・土田和楙(かずしげ)さんと風船を使い、正しい呼吸法を身に付ける練習を披露。胸がしぼんでいくことを意識しながら息を少しずつ吐き、風船を膨らませていく。新たな呼吸法を身に付けるため昨年10月から取り入れ始めた。

 

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