会見で運休の長期化を陳謝する青い森鉄道の千葉社長(手前)
車両整備をする原因となった列車の車輪についた傷(中央部分)。法令で定められた基準を上回る大きさだったという(青い森鉄道提供)

 車両整備の影響で青い森鉄道の一部列車の運休が長期化している問題で、同社の千葉耕悦社長は18日、青森市内の本社で会見を開き「多大な迷惑をかけた」と陳謝した。問題のきっかけとなった、複数の車両で見つかった車輪の傷の原因について、冬期間のスリップ防止のためブレーキを多用した上に、例年よりも台風の接近が多く、レールに付着した落ち葉による空転を避けるために緊急ブレーキをかけた場面が複数あり車輪への負荷が大きかった-との見方を示した。作業のめどが立ち、21日から平常運転に戻る予定。

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