ご訪問ありがとうございます。
時々、最近頻繁にリブログさせて
いただいている、
「アクティブ緩和」を推進されている
押川勝太郎先生の
記事をリブログさせていただきます。
1/14は主治医診療もあり、家庭事情もあり
また、セミナーのドタ参加機会を逃しました…。
「
治療のありがたみを
わかる人しか、
治療の真の意味を
理解できない
という、がん治療の隠れた鉄則
がありますから、
」(引用させていただきました。
文字色は私のブログの定義で付けさせて
いただきました。 パープル:特に共感したポイント)
私は、告知=診断時にステージ3Cの乳癌
(手術不能なリンパ節転移のある局所進行乳癌
~皮膚転移も微妙だった、 腫瘍径も 6.7cm~)
日本乳癌学会の乳癌診療ガイドラインでは
特殊病態に分類され、
術前化学療法(FEC
ドセ+ハーセプチン)
+手術(全摘、腋窩リンパ節清)
+放射線(胸骨傍を含む胸壁+鎖骨上)
という、
初期治療としては標準治療の集学的治療
(三大治療全てのMAX治療)
を受けました。
乳癌の中でも、
悪魔の遺伝子と言われているHER2強陽性、
ホルモン非反応、因みに悪性度も3
という、
タチが悪く進行が速い乳癌だし…。
私は、元々、
抗がん剤には懐疑的ではあったので
早期での受診だったら、
もっと抗がん剤治療は迷っただろうな、
と思います。
しかし、
しこりに気付いてから1年以上放置した
(無治療主義ではなかったのですが、
乳癌の知識が乏しかったのと、
家庭事情と仕事事情で…)
ので、癌がグングン大きくなるのも
触って分かるし、
腋窩リンパ節転移も触って分かるし、
「皮膚を突き破ったら大変よ」と
皮膚も腫れぼったく痒みもあったり、
乳頭から出血したこともあったり、
癌の進行を体感していたから、
抗がん剤もやむ無し、
と比較的あっさり決断できましたし、
※代替療法で何とかなりそうな勢いに
思えなかった
FECが効いて、
皮膚を突き破るかも、という事態は免れ、
手術で取り除けた、
そして、すぐに転移するかも、
と覚悟はしていたところを
当初目標の、5年は生きたい、は、
今転移しても達成できるはずであり、
今まだ目に見える転移をしていないだけで
私は有り難く感じて、
受けてきた治療、医療の有り難みを
実感しています。
ドセ+ハーセプチンの効きが悪くpCR
しなかった分、
医療の限界(医療の不確実性)も理解したし、
転移しないと思えたことがなくても、
他人が考えるようにネガティブでもなく、
抗がん剤に根治力がなくても、
今ある治療の有り難みも分かるし、
標準治療の有り難さも感じています。
(押川先生の記事のリブログで書くと
誤解する読者さんもいるけれど
活性化自己リンパ球療法も、案外効いたかも
しれないので、それも感謝しています、
高かったし、エビデンスもないので、
他人にはお勧めはしないけれど…)
4年前に、頭では分かっても心から納得する
のは難しかった、
「ここまで治療が効いて転移しない可能性も
出てきたのだから、医療者としては、
もっと喜んで欲しいと思っていると
思うな」
(悪い意味で書いていないです、いい先生でした)
という言葉も、
4年経過したから、心から思えます、
転移しない可能性というより、
目に見える転移をせずに4年が経過し、
今、普通に生きていることに。
5年経ったら一安心と言われても
(5年が見えてきたから、主治医は言わなくなったし
10年経過をみないと分からない、
とヘッジするようになりましたが…。)
「これで安心」などという白黒ハッキリと
思えるほど単純じゃないことを
理解できてしまっているので、
経過年数を指折り数える感覚もないです。
(ので、先日、経過年数すら間違えました…
脳の急激な衰えもさることながら…
これが胃癌とかトリネガ乳癌だったら、
5年経過したら安心だって、もっと思えると
思うけれど、ハーセプチンの力がどこまで
及んでいるか分からないので、まだ微妙かな、と。)
繰り返しになりますが、それでも、
受けた標準治療(+α)には感謝しています。
引き続き、医学の進歩にも期待します。
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