今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。マリー・アントワネットの偽者をつくりだし、フランス王家を滅亡させたということは、イルミナティーにとってフランス王家が、不都合な存在であったことを示しております。では、どのような点が、不都合であったのでしょうか。 この点に関しまして、以下の3つの理由を指摘することができるかもしれません。 1)伝統的には、フランスの王家は、最も敬虔なるキリスト教徒にして、キリスト教の最大の擁護者とされてきた。条約などでも、しばしば、’The most Christian King’という表現が見られる。アンチ・キリストであるイルミナティーにとって、フランス王家のキリスト教の擁護者としての存在は邪魔であった。 2)もっとも、当時のフランス王家は、啓蒙思想の影響を受けて啓蒙君主化しており、国民の基本的権利の保障などにも関心を寄せるようになってきていた。このことから、独裁体制を好むイルミナティーにとってフランス王家は、不都合な存在となっていた。 3)フランス王には、その手で触れれば瘰癧が治るなど、奇跡を起こすことができるという言い伝えがあった。このことから、世界支配を狙うイルミナティーは、フランス王による奇跡がイルミナティーの世界支配を阻止するを怖れ、フランス王を亡き者しようとした。 4)マリー・アントワネットの服飾文化活動をイルミナティーが嫌った。今日でも、フランスの服飾文化は、高い評価を受けているように、マリー・アントワネットの‘メゾン’によってデザインされた洗練された服飾は、フランスの服飾技術・産業の発展に貢献していた。人類の非文明化・動物化・家畜化を目指すイルミナティーにとって、マリー・アントワネットの服飾振興策は、邪魔であった。 他にもあるかもしれませんが、このような4点が考えられます。明日は、第一点のフランス王家の啓蒙君主化について扱います。 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。 (続く) |
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フランス革命(フランスかくめい、仏: Révolution française, 英: French Revolution 1789年5月5日 – 1799年11月9日[1])は、フランスの資本主義革命(ブルジョア革命)[2]。フランス革命を代表とする資本主義革命は、封建的な残留物(身分制や領主制)を一掃し、
1800年2月13日、第一統領ナポレオンの指示のもと、ペレゴーらパリの大銀行家が総裁政府時代の振替銀行を拡大・改組して設立。当初は銀行券発行、手形割引、預金を業務とする私立銀行であったが、03年4月14日法によってパリに於ける発券独占権を与えられ、中央銀行となる。ボナパルト一家やシェイエスが大口投資家となった。
通貨発行権の奪取
イルミナティの権威の源は通貨発行権
2018/9/27(木) 午後 8:03 [ キッド ] 返信する
ロマノフ朝を潰したのもロスチャイルド
ロシアは中央銀行じゃなくて共産主義
資本主義と共産主義、共にロスチャイルド
二元論=グノーシス
ロマノフ朝崩壊に寄与した怪僧ラスプーチン
現ロシア大統領プーチン
以下wikipediaより抜粋。
>プーチンの父方の祖父(父の父)は、プロの料理人で、スターリンのダーチャ(別荘)の一つでスターリンに給仕していた。
>それ以前は、ラスプーチン、レーニンに仕えていた。このことはプーチンの自伝で明かされた。
>プーチンの祖父はスターリンの秘書で、祖父の代では姓が『ラスプーチン』だったためプーチンを名乗るようになったという話もある。
ロマノフ朝崩壊に寄与した明石 元二郎、満州閥(モンゴル汗国)
東洋のシンドラー杉原千畝
河豚計画
2018/9/27(木) 午後 9:01 [ キッド ] 返信する
キッドさま
古来、コインには、通常、皇帝や国王などの肖像が掘られますように、18世紀頃までは、通貨発行権は、王室にある場合が多かったと言えるかもしれません。通貨は、実際の金属の値よりも、価値が上がる場合がありますので、通貨発行権の争奪戦は、ありえます。『二都物語』が、銀行を中心に展開している点を踏まえますと、イルミナティーが、中央銀行の設立という方法で、通貨発行権を掌握するために、フランス革命を起こしたという見方もできるのかもしれません。金・銀本位制などでは、金属価値よりも、通貨価値が高くなりますので、大きな利益となるはずなのですから。
2018/10/1(月) 午後 1:21 [ 倉西裕子 ] 返信する
キッドさま
共産主義体制でありながら、ソ連邦時代に、’ロシアの熊さん’と称される金融機関が、国際為替市場で密かに活動していたとする説があるようです。真偽のほどはわかりませんが、何らかの’からくり’があったのではないでしょうか。
2018/10/1(月) 午後 1:24 [ 倉西裕子 ] 返信する