昨年11月の米女子ツアー最終予選会を36位で通過した山口すず夏(18、共立女子二高3年)が17日、東京都千代田区の共立講堂で会見し、プロ転向を表明した。環境ステーションと今月から2年間の所属契約を結んだことも発表した。
「昨年12月25日にUSLPGA(米女子ツアー)への登録を済ませ、プロとしての道を歩むことになりました」と、ステージの中央で宣言した山口。「アマチュアとして日本ツアーで優勝がかなわなかったことで、昨年の6月、米ツアーへの挑戦を決心しました。何よりも2020年の東京五輪に出たい。そのための世界ランクを上げるには今秋の日本プロテストからでは間に合わない。初戦から優勝を目指して全力を尽くしていきたいと思います」と、力強く語った。
プロとして究極の目標はタイガー・ウッズだという。「英語はまだ話せなくても、遠慮しないでしっかり自己主張していきたい」。2月7日開幕のISPSハンダVicオープン(オーストラリア・メルボルン)がプロデビュー戦になる予定だ。 (月橋文美)