枠と座標
今回は枠と座標について紹介したいと思います。
・外枠
動画を作り始めたころは、この画面の中が最小で最大でした。
テキストも画像もこの枠の中に入って、そして出ていきました。
ずいぶんと長い間、この枠は動きませんでした。
最近になって、ようやく一歩引いた位置から見渡すようになり、
枠を動かすということに気づきました。
・一歩引いて見る
こんな感じです。
ちょっと広がりました。
今まではオブジェクトを動かしていましたが、
ここでは枠(カメラ制御またはグループ制御)が動いています。
ちょっと引いたときの座標を頭に入れて枠を意識すると、
画面の動きに幅が出るようになります。
・作ってみる
イメージはこんなです。
横スクロールの動画で、-1280から1280までの領域を使って作ります。
あらかじめ配置されたオブジェクトの座標に、枠を動かします。
こんな感じに出来上がります。
グループ制御で横へ横へと移動させています。
各座標を中心にしてオブジェクトが配置されています。
座標が掴みづらい場合は、色付きの背景をそれぞれの座標に配置しておくと
”ここからここまで”が分かりやすくなります。
慣れてくると横だけではなく、縦方向の移動も入れたり、
二つの枠をまたぐ位置にレイアウトしてみるのもいいですね。
各座標に置くオブジェクトも、シーンで作ると効率が上がります。
いかがだったでしょうか。
視野を広くすることはカメラ制御を扱う際にも役に立ちます。
グループ制御だけでもできるので、ぜひ試してみてください。
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