【野球】フタバ産業コールド勝ち 豊田3安打、サイクルあと一歩2019年1月17日 紙面から
フタバ産業は10-1で豊田鉄工に7回コールド勝ち。豊田雄大遊撃手(25)=愛産大三河高、愛院大出=が先制本塁打を含む3安打の活躍を見せた。ニデックは5-5で東郷製作所と引き分けた。イスコジャパンとパナソニックデバイスSUNXは5-5で引き分けた。 淀みを脱する初球打ちだった。フタバ産業は1回2死から豊田が右越えに先制本塁打。4回は先頭打者で右前打、5回には右越え三塁打を放ち追加点の呼び水となった。いずれも初球をたたいた。 「昨日は初球を見逃して不利なカウントで打っていた」と豊田。15日の菊水化学工業戦では4打数1安打で引き分けに終わった。「だから淡白になってもいいから初球から」と決め打ちした。 二塁打を放てばサイクルヒット達成となった6、7回は外野飛球に終わったものの、柴田亮輔監督(31)は「積極的に攻めていった。チームを引っ張った」と殊勲を褒めた。 連覇を目指す強豪チームで、豊田は25歳の若さで主将を務める。昨年2月、柴田監督が就任と同時に指名した。「負け試合でも最後まで諦めず、練習でも手を抜かない姿勢がいい。彼しかいないと思った」 豊田は「自分は元気さで引っ張る。先輩にも言うことは言う。言葉を選びながらですけどね」と笑顔。残り試合で連覇の可能性を探る。 (高野行正)
東郷製作所(3勝2敗1分) 030100010―5 ニデック(3勝2敗1分) 201000200―5
フタバ産業(3勝2敗1分) 1004212―10 豊田鉄工(2勝3敗1分) 0001000―1 (7回コールドゲーム) 本塁打 豊田(フ)
パナSUNX(0勝3敗2分) 000010220―5 イスコジャパン(1勝3敗1分) 200020001―5 本塁打 橋本、吉田(イ)
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