ごごナマ おしゃべり日和「羽田美智子」 50代を元気に過ごすため!羽田流健康法 白鳥久美子、船越英一郎、美保純… New!


出典:『ごごナマ おしゃべり日和「羽田美智子」』の番組情報(EPGから引用)


ごごナマ おしゃべり日和「羽田美智子」[字]


ゲストは女優の羽田美智子さん。その美貌からは想像できない天然エピソードを発掘。また感銘を受けた名優たちの言葉や第二の故郷として愛する京都のおすすめスポットを紹介


詳細情報

番組内容

ゲストは女優の羽田美智子さん。その美貌からは想像できない天然エピソードを発掘。また感銘を受けた名優たちの言葉や第二の故郷として愛する京都のおすすめスポットを紹介。▽意外!芸能界を目指したきっかけとは?▽京都で必ず訪れる場所とお気に入りの和菓子を紹介▽役者として、女性としての心構えを教わった名優たちのひとこととは?▽50代を元気に過ごすため!羽田流健康法

出演者

【MC】船越英一郎,美保純,阿部渉,【ゲスト】羽田美智子,【出演】白鳥久美子


よく読まれている記事 BEST10



『ごごナマ おしゃべり日和「羽田美智子」』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数BEST10)

ごごナマ おしゃべり日和「羽田美智子」 50代を元気に過ごすため!
  1. 羽田
  2. 阿部
  3. 船越
  4. 美保
  5. 白鳥
  6. 京都
  7. 本当
  8. 自分
  9. 女優
  10. 女性


『ごごナマ おしゃべり日和「羽田美智子」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから!

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

↓NHK関連商品

船越≫突然ですが
羽田美智子さんに質問です。

羽田≫緊張する…。

羽田美智子です。
よろしくお願いします。

とっても楽しいです。
ワクワクしてます。

最も幸せたる者は
人を幸せにする者だ。

京都、日本全国好きですけど
京都ですかね。

ではニュースをお伝えします。

けさ早く愛知県西尾市で店舗を

兼ねた住宅など2棟が全焼する
火事があり2人が遺体で見つかり

ました。

警察は亡くなったのはこの住宅に

住む夫婦と見て確認を急ぐと
ともに火事の原因を調べています。

きょう午前5時前、愛知県西尾市

の齋藤章さん住宅の2階から
火が出ていると

近くの人から消防に通報があり
ました。

消防車10台が消火にあたり
およそ4時間後に消し止められ

ましたが、

齋藤さんの鮮魚店を兼ねた
木造2階建ての住宅、

およそ200平方メートルが全焼

隣の木造2階建て住宅
およそ140平方メートルも

全焼しました。

警察によりますと火元の住宅の
焼け跡から2人が遺体で

見つかっていて
齋藤さんと60代の妻と連絡が

取れなくなっているということ
です。

警察は亡くなったのは齋藤さん
夫婦と見て確認を急ぐとともに

火事の原因を調べています。

大相撲の横綱・稀勢の里が現役を

引退することになりました。

稀勢の里の引退で19年ぶりに

誕生した日本出身の横綱が僅か
2年で不在になります。

相撲ファンから引退を惜しむ声が
聞かれる中、

稀勢の里はきょう午後、引退会見
を開くことにしています。

厚生労働省が賃金や労働時間に

関する調査を不適切な手法で
行っていた問題について

菅官房長官は午前の記者会見で

行政機関による統計調査のルール
を定めた統計法の規定に反して

いた可能性があるという認識を
示しました。

菅官房長官はこのように述べ、

行政機関による統計調査のルール

を定めた統計法の規定に反して
いた可能性があるという認識を

示しました。
また記者団が関係者の処分に

ついて質問したのに対し、

現在調査中であり予断を持っての

発言は控えたいと述べました。

一方、菅官房長官は特に重要な

統計と位置づける基幹統計の
各府省での点検について

総務省ともよく相談しながら

早急に点検を進め、結果を

取りまとめしだい公表したい。
今、総務省としっかり

連携しながら点検を進めていると
いう状況だと述べました。

フランスなどの複数のメディアは
日産自動車のカルロス・ゴーン

前会長の勾留が長期化する見通し
になったことを受けて

ゴーン前会長を経営トップに
とどめている自動車メーカーの

ルノーが、
近く取締役会を開き新たな体制を

検討する可能性があると
伝えました。

新潟を拠点に活動する

アイドルグループ、NGT48は

今月中に予定していたメンバーに

よる公演を中止すると発表し

ました。
NGT48を巡ってはメンバーの

自宅にファンが押しかけて

トラブルになり、運営会社は
運営体制

を改めると発表しましたが、
トラブルの説明やその後の対応が

十分でないとして批判が高まって
います。

阿部≫今日のゲストは
女優の羽田美智子さん。

君子≫楽しそうだね。

私は?いつ走るの?いつ?一番?

阿部≫ドラマ「ひよっこ」では

自身のふるさと・茨城弁が
印象的な役で話題に。

白瀬≫そう。わざと言ったの。

自分が選ばれたくて。

阿部≫天真らんまんな母親から
キャリアウーマンまでこなす

演技派女優なんですが…。

実は羽田さん

タレコミ情報によると
天然発言で周りの人たちを

驚かせているんだとか。

さらに、第二のふるさととして

愛する京都の
おすすめスポットを紹介。

羽田さん絶賛の
京都スイーツも登場します。

船越さんとは
何度も共演しているそうですが

そのときは
どんな印象だったんでしょうか?

阿部≫どうですか?
船越さんの印象。

羽田≫船越さん
昔から変わってません。

全然イメージも姿かたちも
変わってないし。

全然、若いまま。
本当に全然変わってないです。

阿部≫これは
いつのお写真なんでしょうね。

羽田≫覚えてないですけど
だいぶ前です。

美保≫ドラマ中なの?

羽田≫違います。

旅番組で2時間ドラマのキングが
旅をするっていう番組で

2時間ドラマで
よく登場する人たちが

こぞって旅をしようみたいな
番組で

一緒に東海地方に
行ったんだと思うんですけど。

船越≫遠州地方だね
浜名湖周辺の。

羽田≫うなぎを食べた
記憶があるんです。

船越≫うなぎを食べたり
すてきな

料理旅館みたいなところに行って
みっちゃん、酒を飲んで

ぽーっとなって
笑うことしかしない。

ほぼ番組にならなかったという。
羽田≫そんなことない。

楽しかったのは記憶にあります。
船越≫不思議な出会いでしたしね

最初。
羽田≫船越さんと

最初にお会いしたのは
横浜の中華街だったんです。

船越≫中華街で
出会ったわけじゃないんだけどね。

ショーを見に行ったんです
ジョージ・ルーカスの。

そしたら
伊藤かずえちゃんと一緒に来てて。

かずえちゃんが
私、今から仕事行くから

船越さん、みっちゃんを
ごはんに連れて行って。

それじゃあねって帰っちゃったの。
初対面ですから。

羽田≫初対面で、どうもって
中華街でごはんを

ごちそうになって
送っていただいたという

思い出があります。
阿部≫それから何度も

共演なさってるということですが。
船越≫あれがもう

25年くらい前?
羽田≫私、船越さんに

借りがあるんです。
美保≫返しなさいよ!

羽田≫私は、これは
すごく思い出に残るから

会うたびに
返そうと思うんですけど

返さないでおこうと
いつも思って

引っ込めるものがあるんです。
500円。

船越≫お金じゃない!
羽田≫駐車場出るときに

私、小銭がなくて
一万円札しかなかったんです。

近くにコンビニもなくて。
そうしたら、船越さんが

お疲れさまでしたって
出てきてくれて

船越さん、500円
貸してくださいって言ったら

いいよって言って
貸してくださったのを

まだ返してない。
多分、10年ぐらい前。

それから何度も
会ってるんですけど

なんか、借りって
お借りしてると

つながりができるじゃないですか。
だから、このままずっとちょっと

返さないでおこうかなって。
船越≫全然覚えてなかった。

ずっとそれは
お貸ししたままにしますので。

ご縁が続きますように。
阿部≫今日は

そんな羽田美智子さんのお話
たっぷりと伺ってまいりますが

テレビをご覧の皆さん
ご質問、メッセージ

どんどんお寄せください。
メールやFAXで

お待ちしております。
今日のテーマを

ご紹介いたしましょう。
「女優 羽田美智子さん

○○と私」という
テーマでお送りします。

いろんな項目があります。
芸能界を目指したきっかけは

なんだったんでしょうか。
「なぜか○○と言われる私」。

そして、第二のふるさとについて。
そして

人生のヒントをくれた○○たち。
何が入るんでしょうか。

まずはこちらからまいりましょう。
芸能界を目指したきっかけ。

純さん、羽田さんは
なんだったと思います?

美保≫ツケ?

阿部≫500円とか
そういう話ですか?

美保≫そこからの流れで。

羽田≫なんか体で返すみたいな?

美保≫ツケにしといてって。
阿部≫正解は占い。

どういうことでしょうか。

羽田≫本当、将来のことが
すごく見えないときで

短大のときに。みんな
こぞって就職活動を始めて

当時は、就職戦線が

すごく売り手市場だったから
どんどん

みんな決まっていくんですよね。

そんな中で、将来何をするのか
本当に見えなくって。

どうしよう。

でも、何かやりたいことが
あるような気がすると思ったら

友達が他愛のない会話の中で

すごく昨日の占い師さんが
当たって

びっくりしたのって言ってて

実家の知られざることを
昨日、言われて

恐る恐るお母さんに聞いたら
なんで知ってるの?と

言われたくらい当たったと。
だから、おもしろかったから

今度行かない?っていう
話になって

本当に冗談、遊びのつもりで
行ったんです。

将来、何になったら
いいんでしょうかねという

思いを胸に秘めて
座ったら、手を見て

芸能界に行きなさいって

言われたことで
なんかぱーっと

目の前に道が見えて
そこに行きたかったんだ、私

みたいな気持ちになって、それで
オーディション雑誌を買って

オーディションを
片っ端から受けて

この世界に入ってきたんですけど。
船越≫その占いの人に会うまでは

芸能界、あるいは
女優さんみたいなことは

全然、意識がなかったですか?
羽田≫中学生までは

なかったんですけど
中学のときに東京に

歯の矯正で来てて
その帰り道に

何度かスカウトされたんです。
それで、田舎の子どもだったから

すごくうれしくて
お母さん、今日ね帰りに

スカウトされたって言ったら
すごく怒られて

ボーっと歩いているから
そういうふうに

だまされてるんだって。
阿部≫10代のころのお写真

ご覧ください。
これはスカウトされますよ。

占い師じゃなくても
勧めるんじゃないでしょうか。

船越≫これいくつのときですか?

羽田≫これは
19か二十歳のときですけど。

美保≫アイドルにもなれそうな
爽やかさ。

阿部≫その占い師さんの
話を受けて、芸能界に入られて

このようになりました。
20歳のときに

キャンペーンガールで
芸能界デビューと。

羽田≫キャンギャルでした。

阿部≫やったという感じですか?
羽田≫決まればうれしくて。

オーディションは落ちるのが
当たり前だったと思ったので

受かったっていうだけで
こんな私を選んでくださって

ありがとうという気持ちで
なんでもいいからやりますと

そういう状態でした。
船越≫旅行会社だったかな。

美保≫私も落ちまくってましたよ。
目つきが悪いって。

羽田≫そんなことはないですよ。
阿部≫その後

映画のオーディションも
受けて、見事合格されるんです。

女優の道へ進まれますが
女優の方向を目指したというのは

どういうお気持ちからですか?
羽田≫明確な意思が

あったわけじゃなくて
闇雲に

女優と思っちゃったんです。
直感で生きてきて

あんまり理屈付けが
できないんですよ。

あとから勝手に
理屈をつけているだけで

女優だと思ったら
それ以外、見えなかったんですね。

船越≫それまでに、例えば
演技研究所に行きましたとか

劇団に行きましてとかなく
いきなりですよね。

美保≫「Wの悲劇」を
見すぎたとか?

羽田≫ないです。
「ガラスの仮面」を読んだとかも。

船越≫じゃあ
大変だったんじゃない?

羽田≫最初は
本当に何も知らないで

入ってきてしまったけれども
そこからが大変でしたよね。

せりふをひと言
言うことがこれだけ難しいとは

夢にも思わなかったし。
せりふをしゃべって、動作をして

ましてやごはんを食べながら
せりふを言うのが

こんなに難しいというのは
現場で知りました。

本当に怖いもの知らずも
いいところで。

船越≫たぶんみんな
そうだったと思いますよ。

羽田≫でも、若さって
いいですよね。

向こう見ずで怖いもの知らずで。

阿部≫その後、さまざまな賞を
獲得されることになるんです。

25歳のころは
映画「RAMPO」にて

日本アカデミー賞新人俳優賞を
受賞されました。

そして、27歳のころ

映画「人でなしの恋」で
日本アカデミー賞

優秀主演女優賞を
受賞されるということで

こうした受賞をきっかけに
どんどん演技の幅を広げられて

ドラマや映画に欠かせない
女優さんになられたんですね。

船越≫こうやって
活躍を振り返ると

やっぱり、あの占い師さんの

言うことを
聞いといてよかったなと

改めて思いますよね。
羽田≫そうですね。

やっぱり自分がこの道だという
ひらめいた道って進むべきだなと

今になると思います。
何か理由があって

そうひらめくんだろうなと思って。

そのために、いろんな方が
要所要所で必要な言葉を

くださったり
道を開くのを手伝ってくれる

強力な方が現れてくれて
そういう意味では、本当に

自分がこれだと思った道を
見つけられてよかったなと

思います。
阿部≫続いてのテーマは

「なぜか○○と言われる私」
ということで

実はプライベートなところで
意外な一面をお持ちなんです。

天然キャラと。
先ほども、この番組

生放送始まってるんですかと
おっしゃっていましたしね。

船越≫初めてですよ。
僕の質問に答えなかったのは。

阿部≫ご自身で
自覚はありますか?

羽田≫全然私は違うんですよ。
本当に違うんですよ。

これは皆さんがつけた
レッテルです。

♪~

白鳥≫こんにちは。

どうも、たんぽぽ白鳥です。

阿部さん、よろしいですか。
場所いただいちゃって。

後ろで聞いていましたけど
天然キャラではないと

思ってるんですね?
羽田≫私は違いますね。

白鳥≫あがってるんですよ
証拠が、こちらに。

いろいろ集めてきましたので
ご紹介していきます。

まずは、あるとき、アラブでは
ムチ打ちの刑があるという

ニュースを見た羽田さん。
このニュースを見て

何を思ったのか
なんとマネージャーさんに

ムチ打ちの刑って
どうやるんだろうね?

急ブレーキかけるのかな?と
言ったそうです。

どういうことですか?これは。

羽田≫むちうちって聞いたら
まず、こっちが

思い浮かぶじゃないですか。
白鳥≫浮かびません!

羽田≫それに刑としては
むちうちって

ひどい、一生ものなんですよ
首をやってしまったら。

これはなんとも重い刑罰だろうと
思って。

でも、刑を執行する人も
一緒にやるわけだから

執行人は誰がやるんだろうとか
いろんなことを思い浮かべて。

これは多分
両方が刑を受ける人が

じゃあいきますよと言って
車でガン!ってやるとか

フリーフォール的な
マシンがあって

落ちる落ちる、カックンと
やるんだろうなと思って

どうやってやるんだろうね、これ。
この刑、いやだねって

言ってたら
羽田さん、ムチ打ちの刑って

なんだと思ってます?って

言うから
これでしょ?て言ったら

いや、これだと思いますよって
言われて

はっと気付いたというだけです。
白鳥≫そこまで気付かないと。

車でガーンってやる
むちうちだと思っちゃってる?

羽田≫思いました。
多分ご覧の皆様も半分ぐらいは…。

船越≫思わない。
白鳥≫まだあるんです。

続いてのエピソードは

京都の案内本を出版した
羽田さんが

取材を受けたときのことです。
大好きな街だというので

記者からこんな質問が。
月に何回くらい行くんですか?

この質問に羽田さんは
月には行ったことありません。

いや、おかしいおかしい。
分かるじゃないですか、これ。

羽田≫いやいや、ちょっと
言い訳があるんですけど

記者の方、スタッフの方が
ちなみにっておっしゃったんです。

ちなみに月に何回くらい
行くんですかと。

話が変わったと思ったんです。

京都の話から変わって
月の話になったと思ったんです。

だから、いや行きたいんですけど
まだ月には

行ったことないんですって
言ったら、場が凍りついたんです。

白鳥≫でしょうね、分かります。
月になかなか行けませんから。

質問するわけないですけどね。

美保≫日本語を覚えたての
外国人さんみたいな。

まさしくその感じ。
翻訳しちゃってるみたいな。

羽田≫だけど、自分を
弁解するわけじゃないですけど

同席したマネージャーも
実は一瞬そう思ったそうなんです。

白鳥≫合わせてくれてるんじゃ
ないですか?

船越≫それは
多分慰めたんだと思うよ

マネージャーが。
羽田≫これは天然キャラとは

違って、ただ勘違いなんです。

白鳥≫出た、出た。
まだ言いますね。

続いての天然エピソードです。
家の近所を車で走っているときに

大きな荷物を持って
坂道を上がる青年がいました。

大変そうだなと思った羽田さんは

なんと、自分の車に乗せて
最寄りの駅まで

送ったそうなんです。
これ、どういうことですか?

羽田≫これ、天然キャラと
関係あります?

だって、うちの玄関から
出てった青年だったから

同じマンションに住んでると

思ったんです。

その方が、ものすごい
急斜なところを歩いてたので

どこに行くんですかと聞いたら
駅ですって。

でも、駅まで
結構あるじゃないですかって

言ったら
大丈夫ですって言うから

乗ってきなよって乗せたんです。
若い青年でしたけど。

白鳥≫もともと
お知り合いだったんですか?

羽田≫全然。
白鳥≫全然でいきなり声をかけて。

私なんかは知らない人に
声をかけるのもそうですが

ましてや、車に乗せるって
めちゃめちゃ怖いと思うんです。

羽田≫乗るほうも怖いですよね
きっと。

そう思ったんですけど
でも、私

本当に怪しい人じゃないので
駅まで送ったら

そこであれするから大丈夫だから
安心して乗ってって言ったら

すみませんって乗ってきてくれて
駅までいろんなお話をして

じゃあ、さようならと
言ったんですけど。

白鳥≫じゃあ何も
なかったんでしょうけど。

羽田≫すごくいい子でした。
まだ二十歳ぐらいの男の子で

学生さんだって言ってました。
1人暮らししてる学生さんで。

船越≫いろいろ
インタビューしたんですね。

羽田≫住んでる人が
パソコンをくれるって言ったので

もらいにきたんですけど
一応、壊れ物だから

ゆっくり運んでたんですって。
白鳥≫めっちゃ覚えてますね。

初対面の人とお話するのも
わりと平気なんですか。

羽田≫平気ですね。
なんか、みんなつながってると

思ってるので。
人間って、赤ちゃんのときって

あんなにかわいく
生まれてくるじゃないですか。

だからそうそう悪い人はいないと
思ってるんですよ。

船越≫性善説というかね。
羽田≫でも、絶対いい面があって

こっちも下心とか
いやな気持ちがなければ

相手も絶対そういう面は
出さないと思ってるので。

だけど、こういうふうに
親切なのがつながっていくと

この社会って
生きやすくなるじゃないですか。

白鳥≫そう言われたら
そうなんです。海外とか行っても

全然平気ですか?
羽田≫全然平気です。

目を見れば大体分かるので。
ちょっと危ない人だなというのも

分かるから。
美保≫私、結構

置き引きに遭うんです。
羽田≫えー!置き引き?

美保≫重たいものを買って
ちょっと置いて別のところ見てて

はっと見ると、買ったものがない。
白鳥≫そういう怖いこと

あるんじゃないかと思って。
美保≫誰がどうしたのかも

分からない。
羽田≫美保さんが特別

裕福に見えるからじゃないですか。
美保≫そんなことないですよ。

私は。
羽田≫そうなの?残念だな。

白鳥≫羽田さんの本性が
見えてきたところで

羽田さんのことを
よく知る方から天然エピソードを

いただきました。
今回は、井ノ原さんご本人から

聞き取りを行いました。
井ノ原さんありがとうございます。

羽田さんは井ノ原さんと
おつきあいは長いんですか?

羽田≫15年近くになりますね。
刑事ドラマでずっと

1年のうち半分ぐらいご一緒の。

白鳥≫よく知っているわけですね
羽田さんのことを。

井ノ原さんから伺った情報は
「言い間違いが多い!」。

羽田≫これは確かに。
これは認めます。

白鳥≫どんな
言い間違いをしたのか。

「ツケとボッコミ」。
これ、なんのことですか?

羽田≫吹越満さんと
田口浩正さんが

よく…。
ボケとツッコミしていることを

言いたかったんです。

そうしたら、間違えて
「ツケとボッコミ」って

言っちゃったんです。
分からなくなっちゃうんです。

頭文字がまじっちゃうんです。

これはよくあるんですよ。
せりふでも

いろいろ間違えちゃって。

白鳥≫しかも羽田さん

なかなか言い間違えていることに
気付かないという情報も

いただいてるんですよ。
「ツケとボッコミ」って

しゃべってるから
本人も気付いてないな

みたいなのが多いらしいんです。
羽田≫それは認めます。

白鳥≫まだあるんです。
「セーブンシズン」。

なんですか?これ。
呪文ですか?これ。

羽田≫みんなで一斉に
カメラに向かって

「警視庁捜査一課
シーズンセブン」って

言わなくちゃいけなかったんです。

それを1人だけ
「セーブンシズン」って

言っちゃったんです。
終わったあとに

言葉が濁ったって言われて
私だけ違ったことを言ってたと。

白鳥≫言い間違いだけじゃ
ありません。

こんなエピソードも
いただいております。

ドラマのメンバーで
居酒屋に行ったときです。

男性たちが女優さんに気を使って
ヘルシーなものだけを

注文していたそうなんですが
羽田さんはというと

うどんとカレーを注文し
しょっぱなから

ガッツリ食べていた。
井ノ原さんは、その食べっぷり

気持ちよかったと
言っていらっしゃるんですが

覚えていらっしゃいますか?
羽田≫女優は

おなかがすくんですよね。
美保≫すくんです。

羽田≫体力を使っているので
とにかく、いつも

おなかがすいているんです。
だから、まず食べないと

だめなんですね。
美保≫でも、うどんとカレーは

頼みすぎなような気がします。
船越≫ダブル炭水化物だからね。

羽田≫でも、これは
覚えてないですけど。

白鳥≫すごい
食べてたらしいですよ。

羽田≫気を使っていただくことが
多くて。女優さんって

食べないでしょって感じで
ヘルシーなものをというときに

すごい寂しい気持ちになって
私、本当はものすごく

ガッツリ食べたいんです
ということは

時々、かなりな確率であります。

白鳥≫部活やってるみたいな

感じで、すごい食欲。
美保≫食べないイメージですけど。

羽田≫すごい食べます。
食べ物はいつも持ち歩いてるし。

船越≫何を持ち歩いてるの?

羽田≫今は干し芋が最高です。

茨城県の出身なんですけど
干し芋が今、最盛期で

本当おいしいんです。
ちょっとおなかすいた人に

差し上げるのも喜ばれるので
かばんの中に必ず持ってて。

いつも何かしら
持ち歩いてるんです。

船越≫大阪のおばちゃんは
アメちゃんですけど

みっちゃんは干し芋と。
白鳥≫どうですか、船越さん

これで天然エピソード
これだけ出たら

天然キャラ決定かなと。
船越≫そりゃそうですね。

羽田≫いやいや。
船越≫いやいやって

否定するところが
そもそも天然ですからね。

羽田≫本当に違うんです。
ただ、勘違いしたりということは

あるんですけど
ものすごいしっかりしてるんです

私。
白鳥≫天然キャラで

決定でございます!
以上、ウワサの真相でした。

阿部≫とても楽しく
幸せな気分にさせてくれますね。

続いてのトークテーマです。

「第二の故郷!?
私の愛する京都」。

京都について伺っていきます。

何度も行ってらっしゃるという

京都ですが初めて行かれたのは
いつぐらいですか。

羽田≫映画「RAMPO」の

撮影で、24歳のときに
長期で滞在することになって。

阿部≫そこで京都の魅力に?
羽田≫そのときは撮影するのに

いっぱいいっぱいで
観光とかという

余裕はなかったんですが
どっちかというと

自分のだめさ加減に
落ち込むことが多くて。

なんでこんなことが
できないんだろうとか、毎日

本当に落ち込んでいたんです。
どうしよう、どうしようって。

そのときに
気分を盛り上げるために

近くのお寺の
仏像を見て

どうか、あしたは今日よりも
絶対に

うまくなっていますようにとか
そういうふうな気持ちで

京都は回っていたんですね。
阿部≫多いときには

今では1年のうち半分ぐらいを
京都で過ごされると。

羽田≫十何年ぐらい
半分くらい、京都にいたことが

30代のころあって。
阿部≫ちなみに

京都には今、月に何度ぐらい?

羽田≫まだ月には
行ったことがないです。

美保≫いただきました!

船越≫京都のどんなところに

魅力を感じるんですか?

羽田≫それまではずっと
旅行というと

海外に目がいってたんです。
20代前半のころとか

後半近くまで。
海外の人に

日本から来ましたというと
すごく京都の魅力を

言ってもらって

京都にあまり行ったことがない
って言ったら

どうして行かないの?
もったいないという言葉から

京都に行ってみようという

思いがあって行ってみたら

古都が2000年の歴史とか
お店でも100年ぐらいでは

老舗って言えないとかいう
謙虚な姿勢があって

長く続いてきた文化を見て
焦りがあったんです、自分が。

どこかに自分の中にも

若いから自分は今みんなに

盛り上げてもらってるんだとか

これ、若さがなくなったときには

自分には
何もなくなっちゃうんだとか

自分の価値を
限定して決めていたんです。

そういうふうに
焦りがあったんですけど

京都の街並みとか古い歴史に
世界中の人が感嘆の声を寄せて

見学している姿を見て
歴史に価値があるって

思い知らされたんですね。
積み重ねに。

積み重ねたものに
こんなに世界の

称賛があたるんだったら
こんなふうに

自分もなればいいんだって
ある日、ふと思って

だから、まだ自分は若くて
周りの人に大事に

していただいている部分も
あるけれども

経験を重ねるごとに
もっと魅力を増して

もっと将来、みんなのために
役に立つように

自分が京都みたいになれば
いいんだと思って

そうだ、京都になろう!と
思ったんです。

死ぬまでになればいいんだと
思ったんです。

阿部≫具体的にお気に入りの
スポットを見ていきましょう。

まずは、鞍馬山。

どんな場所ですか。

羽田≫これは、あるきっかけが
あったんですけど

自分は毎日、運動もして
体も磨いて、顔も磨いて

せりふも覚えて
パーフェクトな状態で

現場に行っていると
思ってたんです。

ある日、照明技師さんが。
ベテランの

船越さんもよくご存じの
みわさんっていう方が

みっちゃん、ちょっとって
隅に呼ばれて

なんかあったんか?
何か悩んでるか?って

言われたんです。
えっ?どうしてですかって

言ったら
どこから光当てても

きれいに映らんのやって。
ちょっと休んだらいいって

言われたんです。
ふられたんか?とか

仕事でいやなことあったんかとか。
何も心当たりがない私は

途方にくれちゃったんです。
完璧だと思ってたのに

なんで?って。それを聞いていた
ヘアメークさんが

次の日、お休みだったので

あしたなんか予定あるんかって
聞かれて

何もないって言って

山、行かへんか?って
誘っていただいたのが

鞍馬山で。
次の日お休みで

なんとかしたいと思ったから

行きたいって
一緒に行ってもらったんです。

ずっと山を歩いて鞍馬山って
鞍馬天狗(てんぐ)で有名な

宇宙人が光臨したと
言われている説もあるんですけど。

金星がぶつかって
山が隆起して。

昔の京都の人が
外国人を見たときに

顔が赤くて鼻が高くて
高下駄を履いてっていうのが

西洋人を見たときに
そう思ったんじゃないかという

説もあって

宣教師の姿を見て
鞍馬天狗が

できたんじゃないかとか
いろんな説があるんですけど

とにかく、そういう山に
行かないかと言われて

行ったんです。とにかく、ただ
ひたすら汗をかいて、むだ話して

楽しくゲラゲラ笑いながら
山登って、お参りして

帰ったんです。
いろんな発見があったんですけど

確かに肉体的には
疲れたことしちゃって

あした、また
昨日何してたって言われたときに

遊んでたって言いにくいなと
思ったんです。

次の日、現場に行って
仕事をしたら

その照明さんが呼んで
みっちゃん、昨日何してた?って

言われたから
怒られると思って

昨日、ちょっと
山登りしてましたって言ったら

そうか、めっちゃ今日はいいわ
って言われたんです。

今日は、すごい
いつものみっちゃんに

戻ったでって。
なんか、山登りか。

えらい疲れることしたんやなって
言われて

いいって言われたときに
何が原因か分からないけど

私に力を与えてくださったのかな
という思いと

あと、汗をかいて
同年代の女性と

笑いながら山を登ったのが
息抜きになったのか

いろんな理由があると
思うんですけど

それで私は鞍馬山は
自分にとっては

特別な場所になってしまって。
阿部≫京都の魅力といいますと

食べ物もたくさんありますよね。

その中でも、おすすめのものが

羽田さんの表現ですと
「めまいがするほど絶品!」

という、わらび餅ですね。
羽田≫くらくらする

わらび餅です。

船越≫これは本当においしい。
あそこですよね。

食べると、なんだか気分が

とくやっていう。

羽田≫徳屋なんです。

阿部≫NHKなんで…。
このわらび餅は

出来たてを提供するということで
おなじみですよね。

今日、どうするかということで
いいますと

なんと、お店の方が
来てくださいました。

羽田≫うそー!

阿部≫わざわざ京都から
来てくださいました。

店主の山内さんです。

羽田≫本当に?
そんな、びっくりです!

いつもありがとうございます。

お忙しいときに
入れていただいたりとか。

お勝手とかに
入れていただいたりして

さくっといただいて帰ったり。

阿部≫羽田さんご出演

ということで
みずから行きますと

言ってくださって。
今日は作っていただく

ということで
ふだん、どんなふうに

注文されるんですか?
羽田≫わらび餅お願いします。

阿部≫キッチンでお願いします。

なんと、出来たてのわらび餅
作っていただく

道具も一式
お持ちくださってるんです。

羽田≫本当に注文してから
作ってくださるので

待ってる時間も楽しくて。
食べ方が5段階あるんですよ。

船越さん
ご存じだと思うんですけど。

阿部≫わらび餅は

練り上がったものが
絞り袋の中に

入っています。
それを今、氷水の中に

落としていく作業。

羽田≫すごいこだわりで
わらび粉にもこだわってらして

氷も
こだわってらっしゃるんですよ。

阿部≫山内さん
なぜそういう袋を

使うことになってるんですか。

山内≫形を丸く
お出ししたいというのと

あと出来たてですので
扱いにくいんですよね、すごく。

伸びたり、ぐねぐねして。
これに入れると

比較的扱いやすいという。

阿部≫白鳥さん
四角いイメージありません?

わらび餅って。
白鳥≫あります。

何が起こってるのか
分からない状態です。

羽田さん、昔から
食べていらっしゃるんですか?

羽田≫芸妓さんだった

まことちゃんという方が
最初連れて行ってくださって

よく、芸妓さんさんたちが
お茶に行くというので

すごくおいしいから行くかって
紹介してくださって

初めて行ったときに
めまいがしたんです。

うれしくて、めまいがして。
腰が抜けそうになったんです。

阿部≫そして今、絞り袋から
氷の中に落とされた

わらび餅。
これから盛りつけとなります。

羽田≫実は私、作ったところ
見たことなかったです。

阿部≫冷やすのが
大事だそうですね。

山内≫出来たては
とても熱いので。

阿部≫さらに器の上

氷なんですね。

美保≫生まれたてじゃない?
白鳥≫こんなの見たことない!

船越≫大きなわらび餅
おいしいんですけど

スプーンで食べても

お箸で食べても
くっついちゃって

なかなかうまく自分で扱うのは
難しいので

こうやっていただくと一口ずつ
つるつるっと食べられる。

羽田≫この世で一番幸せな瞬間を

味わえます。
阿部≫あと数分で訪れますよ

その瞬間が。
美保≫めまいするんでしょ?これ。

船越≫全員でめまいしましょう。

阿部≫ぐるっと1周して
盛りつけが完成となります。

そして、山内さん
小さい器がありますが

解説お願いできますか。

山内≫赤い小皿のほうが
くろみつです。

黒い皿のほうが、きなこです。

花形にかたどって。

阿部≫どちらにつけてもいい
ということでしょうか。

山内≫そうです。
両方つけていただくのが

おすすめかと。

羽田≫私は、最初
わらび餅だけいただいて

次にくろみつだけ、きなこだけ。

4つ目が、全部かけて。
最後にちょっとあるんです。

阿部≫皆さん
召し上がっていただきましょう。

美保≫すごいね、器もきれいだね。

船越≫まさか
スタジオでいただけるとは。

美保≫いただきます。

阿部≫どんな食感なんでしょうか。

羽田≫わあ、うれしい!
まさか今日いただけるとは。

阿部≫とろとろですね。

白鳥≫すごい、とろとろなのに
つかんでも落ちない!

このままですね、まずは。

船越≫確かに夢のように
おいしいですよ。めまいがする。

羽田≫おいしい!
これです、これです!

阿部≫幸せの瞬間。

美保≫中が冷えてる!

山内≫結構冷たい氷水に
落とすので。

美保≫中の温度が。

だから、めまいするんですよ。

白鳥≫出会ってよかった!

美保≫なんで
今まで知らなかったんだろう。

羽田≫絶品ですよね。

くろみつときなこと。

阿部≫段階を踏んで
いろんなお召し上がり方で。

羽田≫きなこにも
こだわりがありますもんね。

山内≫きなこは
2種類のきなこを混ぜてまして

深くいったきなこと

浅くいったきなこで

深いほうは
香ばしくて

浅いほうは大豆の本来の甘みを

引き出すようにということで。

それをちょっと混ぜて。

阿部≫羽田さん
最後のお楽しみは?

羽田≫最後は、全部食べると

氷に
くろみつと

きなこをかけて食べると
かき氷になるんです。

この氷もおいしい氷なんです。

船越≫夏は僕、かき氷が大好きで。
お番茶のかき氷がね。

薄く切ったレモンが横にあって
超おいしいんだよね。

阿部≫羽田さん、ほかには京都の
お気に入りの場所というと?

羽田≫いろいろ食べ物もいっぱい

おいしいところあるんですけども
でも、シーズンごとに

京都は表情を変えてくれるので
今の時期に行くと

八坂神社さんの辺りを
散策するのすごく好きなんですね。

でも、これから
4月ぐらいになると平安神宮とか

桜のきれいなところに
行くのが好きで。

秋は永観堂辺りの

紅葉がきれいなところ。

本当に1年中行って
すごく楽しめる街なので

ここってなかなか

言えないんですけど。

阿部≫旅先で
いろいろ出会いがあったり?

羽田≫声をかけていただいて。
でも京都は観光客の方も多いので

あそこ行ってみたとか
情報交換したりとかしますね。

阿部≫ここまで、わざわざ
京都から来ていただきました

山内さん
ありがとうございました。

山内≫またお待ちしております。

美保≫何セットって言うんですか

これ。

山内≫本わらび餅です。

美保≫分かりました!

阿部≫ありがとうございました。

羽田≫収録のあとに
いただいていいんですかね?

阿部≫召し上がりながら
お話進めてまいりましょう。

次のテーマは「私に
人生のヒントをくれた○○たち」。

何が入るか、名優の皆様です。

先輩の俳優の方々から
いろいろな影響を

受けてらっしゃいます。
その中の影響を与えた

いくつかの言葉を
紹介いたしましょう。

「ヒールを履かなくなったら
女はおしまいよ」。

この言葉をくださった
先輩の女優さんが

いらっしゃいます。
野際陽子さん。

これは野際さんの
ポリシーなんでしょうか。

羽田≫私が晩年、年齢を考えて
ちょっと安全な靴を

履いてほしいとか思ったんです。

ちょっと、スニーカーも
もちろん履かれたんですけど

ヒール危なくないですかとかって
いろいろ言ってたんです。

だって、お洋服が
私とかぶるようなお洋服をいつも。

だから、30歳ぐらい
若いお洋服を着てらしたので。

そうしたら

あのね、みっちゃんね

女はヒールを履かなくなったら

おしまいなのって言って
これで私は

女であることを自覚するのって
言った言葉で。真冬でも生足で

ロングスカートだったりとか
本当に格好よかったので。

阿部≫こちらのお写真も
とても仲よしな様子が

伝わってきますが
羽田さんからご覧になって

ふだんの野際さんって
どういう方だったんですか?

羽田≫ちっとも偉ぶることなく
これだけ大女優でありながら

普通の自分って
昔から変わらない自分で

あり続けたという方で
本当に頭がよくて、品があって

それでユーモアがあって
とにかく女性としての

お手本でしたね。

本当に野際さんが
人生の女優としての

師匠であると言っても
間違いなくて。

こういうふうにありたいなって

ずっと思ってました。
今も思ってますけど。

美保≫野際さんの
ご自宅のパーティー。

羽田≫純さんと2回
お会いさせていただいて。

阿部≫今日、宝物を

お持ちいただいたと伺ってますが。

羽田≫野際さんってね
私も結構、ひらめいたって言って

スタッフの方たちに
こういうことしたら

喜んでくれるかななんて言うと
野際さんも同じようなこと考えて

みっちゃんって言って
あるとき、共同で

スタッフジャンパーを作ろうって
なったんです。

私がせりふが多かったので
あとはやっておくから

あとでお金だけ
くれればいいわよって。

デザインとか
そういうの任せてって

言ってくださったの。
野際さんっていつも

私のさらに上をいく方で
同じようにひらめいても

結果はいつも野際さんのほうが
数段上になっちゃうんです。

出来上がったら
こういう刺しゅうを入れてくれて。

阿部≫美智子&陽子と

入ってますね。

羽田≫野際さんが先輩なんだから
陽子&美智子にして

よかったのにって言ったんです。
どうしてこんなこと

するんですかって言ったら
何言ってるの

年寄りは引っ込むのって
謙遜されて

後輩に花を持たせるとか。
こういう心遣いとか

刺しゅうすると
スタッフの人、喜ぶでしょ。

あんまり目立つと
着づらくなっちゃうからって。

私も色は1色で
いいんじゃないかと言ったら

選びたいでしょうから
黒と青とこの色にしたからって

3色にしたりとか
私が想像するさらに上をいく方で

心遣いがこまやかで
本当にすてきな先輩です。

阿部≫人生の師匠という
すてきな時間を

共有されたんでしょうね。
美保≫運動神経も抜群でね。

羽田≫本当に体力的には
一緒でした、私と。

♪~(コーナー音)
船越≫この音が鳴りましたので

船越のクエスチョン5。

船越≫振り返ります。

最後だけがノーで
あとは全部イエス。

女性に生まれてよかったと思う。
どんなところでしょう。

羽田≫さっきのイノッチに
聞いたんですけど

もともと人間って女性として
生まれてくるんですって、最初は。

この世に生を受けてから
男性になるっていう

魂と分かれるらしいんです。
だから、男性は女性よりも

寿命が短いのは
そういうところに理由があって

だけど、男性になるって
勇気を持った命なんですって。

だから、男性のことは
優しくしてねって

言われたことがあって。
女性のほうが強いんだからねって。

それで、質問なんでしたっけ?

ごめんなさい。
船越≫女性に生まれて

よかったと思う?
羽田≫強さもあるし

優しさもある側に回れて
よかったなって。

母性本能とか
そういうのを感じるとき。

子どものころは兄が2人いるので
同じようにしたくて

黒いランドセルを
背負いたかったし、同じように

虫取り行きたかったりとか
トイレも男っぽくしたかったり

あったんですけど。
船越≫子どものころは

ちょっと男の子にも憧れたけど
やっぱり今は女性でよかったなと。

美保≫バリエーションが
たくさんありますよね、女性って。

種類が。
タイプが女性のほうが

いっぱいあると思う。
男性は、3つくらいしか

ないような気がする。
阿部≫少ないな!

白鳥≫洋服もそうですもんね。
女性のほうがあって

楽しいですよね。

美保≫三つ編みしたりね。

羽田≫伸ばしたりもできますよね。

白鳥≫女でよかった!
船越≫でも、僕たちは

男でよかったと
思いますね。

それぞれがそれぞれの生を
まっとうすると。

やめられない癖がある、イエス。
どんな癖ですか?

羽田≫掃除。

寝る前に片付かないと
気がすまないとか

出かける前に掃除しないと
気がすまないという癖があって

だけど、人から見たら
そんなのどうでもいいじゃない

ってことなんですけど。
帰ったときにきれいじゃないと

気が済まない癖があって。
ホテルとか出るときも

大変なんです。
きれいにして出ないと。

ぐちゃぐちゃにできない癖が。
いいような悪いような

というところかもしれない。
船越≫お出かけするのに

時間がかかるタイプですね。
羽田≫きれいにしてから出かける。

美保≫服とかばらまいて

出かけますよ、私。
選んで選んで

やっぱり違うってなって
寸前で着替えて。

それを片付けると
もう開演に間に合わない。

羽田≫それ、憧れるんです。
船越≫そして人の面倒を

見るのが好きだ、イエス。
羽田≫好きですね。

さっきのこともあったし
あと、若い人たちが

シングルでいるって聞くと
あれ、この前

そんな話聞いたなって思うと

この人とこの人、
合うかもって言って

紹介して。

船越≫お見合いを

セッティングする。

それは、うまくいった人は。

羽田≫1組だけ結婚なさりました。

美保≫私も紹介してほしい!
羽田≫心がけておきます。

私、この世代は難しいかなと。
美保≫そうでしょ?

船越≫そして
最近びっくりしたことがある。

こちらもイエスです。
何に驚かれましたか?

羽田≫何に驚いたか
忘れちゃったんですけど。

白鳥≫それが驚きですよ!
羽田≫だけど、びっくりしたな

ということだけ覚えてる。
白鳥≫すごい気になる。

そこがびっくり!
船越≫そして、年をとるのは

いやじゃないと。
羽田≫いやじゃないです。

私は京都になるので。
阿部≫ということで

ありがとうございます。
「○○と私」というテーマで

お送りしてきました。
続いてのお話は

「与謝野晶子と私」。

与謝野晶子といいますと
皆さん、ご存じのように

明治から昭和にかけて活躍した
女流歌人ですね。

夫・与謝野鉄幹への愛をつづった
「みだれ髪」など

おなじみの作品があります。
その与謝野晶子役として

羽田さんが出演しているのが
映画「この道」です。

阿部≫子どものように無邪気な
天才詩人・北原白秋。

まじめなエリート音楽家

山田耕筰。

山田≫君の詩と僕の音楽で

傷ついた人々の心を癒やす歌が
きっとできるはずだ。

阿部≫100年後まで
歌い継がれる

童謡の誕生を描いた映画です。

羽田さんが演じるのは
白秋を姉のように見守る

与謝野晶子役。

白秋≫僕の気持ち
分かってくれると思うんだけどな。

いてっ。

晶子≫まったく
油断も隙もありゃしない。

あなたは、今のままでいいのよ。

白秋≫晶子さん!

阿部≫それぞれ

個性的な人だったんですね。

羽田≫この時代に
これだけのきらめく文壇の

きら星のごとく
スターたちがいたというのが

驚きで

与謝野鉄幹、晶子夫妻
北原白秋、山田耕筰。

今年、童謡が生まれて
100年なんですね。

それまでは日本では
童謡というのは

海外で入ってきた曲に
歌詞をつけて歌っていた時代で

この時代からようやく日本で
童謡が生まれてくるんですが

その道を切り開いた2人が
実は友情で結ばれていて

ゴールデンコンビを
組んでいたという

映画なんですけど。
船越≫激しくぶつかり合った

2人でもあるんですよね。
羽田≫タイプが全然違うんです。

片方は本当にやんちゃで
女性に目がなかったりとか。

美保≫ちょっと
ロックしてるんですよね。

羽田≫すごくロックなんですよね。
阿部≫与謝野晶子については

以前、違う番組で
関わりをお持ちだったそうですね。

羽田≫NHKの
「趣味どきっ!」という番組で

臨書というのを
やらせていただいたときに

臨書というのは書いた方の文字を
まねして書くことによって

その人の気持ちを
理解するという書道なんですね。

左にあるのが晶子の詩なんです。
それをなぞるように書くと

その人が自分に宿るという。

これ、書いた結果
そんなことあるのかなと

思ったんですけど
晶子という人が、とても繊細で

かつ、常識人で
すごく人間的に豊かで

とても懐の深い人だなと
伝わってきたんです

書いているうちに。

すごく豊かな字を書くんです。
そういう人だなという頭があって

今回の与謝野晶子役だったので。

阿部≫実際に演じられて
いかがでしたか。

羽田≫なかなか難しいんですけど
時代に翻弄された部分もあって

戦争を卑下する
歌詞を書いたかと思うと

自分の息子を戦争に
送らなくちゃいけないときには

戦争をちゃんと
鼓舞するようなものを書いて

人からちょっと批判を
受けたというようなこともあって

時代とともに、戦争が
始まるときの混乱期を生きた

本当に
歌人だったんだなというのが。

そういうのが描けてたら
いいなと思うんですけど。

船越≫監督が佐々部清さんで

人の心に優しく静かに
深く寄り添ってくれる

映画を撮られる

名匠ですよね。楽しみですね。

阿部≫今夜のおすすめ番組です。
≫あやしい料理教室で

生み出された
サクサクフライの鉄則。

誰が作っても…。
≫「歴史秘話ヒストリア」

手塚治虫。
マンガの神様が夢中だったのは

アニメだった?

阿部≫船越さん
見なきゃとおっしゃってました。

船越≫絶対見なきゃいけません。

阿部≫手塚治虫さん特集です。
マンガと同じように

生涯をかけて挑んだ
アニメ制作に今回は

スポットを当てます。
アニメへの夢を育んだ

少年時代に作ったパラパラマンガ
皆さんもよく描いたこと

あるかもしれません。
テレビアニメ「鉄腕アトム」の

知られざる制作秘話。
そして、亡くなる前

アニメの新たな可能性に挑んだ
取り組みなど

知られざるエピソードを
証言や史料をもとに

たどっていきます。
今夜10時25分から。

ぜひご覧ください。
美保≫「アトム」のアニメ

第1回から見ると
とても楽しいです。

阿部≫羽田さんへのメッセージ
たくさんいただいています。

まずはイラスト入り。
埼玉県の方。

かわいらしいイラストですね。

ほんわか天使のような笑顔と
優しさで

みんなを癒やしてくれる
羽田さんと。

最も幸せたる者は
人を幸せにする者だ。

まさに羽田さんのことです。
いつも幸せを

ありがとうございます。
羽田≫ありがとうございます。

元気になります。
船越≫みっちゃんが来ると

スタジオが明るくなると
太陽みたいな人かなと思うけど

太陽ほど
強くはない

日だまりみたいな人だよね。
みんなをポカポカさせてくれる。

阿部≫確かに
温かい気持ちになります。

羽田≫実際
暖かいんですよ、ここがね。

船越≫天然じゃないし
しっかりしてるしね。

美保≫基礎体温が高い。
阿部≫質問をいただきました。

青森県20代の男性。

自分が悩んでいたりするときに
羽田さんを見ると心が安らぎます。

羽田さんはお仕事で

悩んだりすることはありますか?

羽田≫しょっちゅうです。
でも、悩みも人生のだいご味と

心得ました。
これがあるから

次があるっていう。
人間って、1回しゃがんで

ジャンプする前って
しゃがんでるんだ、私はと思って

次に、よし飛び上がるぞという
段階だから

次が楽しみだって
思ってください。

つらいことはあっても
それがあるから成長するからと

思うようにすると
ちょっと心が楽になりますよね。

阿部≫それから
神奈川県50代の女性。

羽田さん、大好きです。

京都の本2冊を熟読しました。

紹介されたところへ
いっぱい行きました。

お店の方も羽田さんの本を
見て来ましたと言うと

皆さん、喜んでくださいます。
美保≫おまけがつくんじゃない?

羽田≫よろしくお願いします。
お互いさまなのでね。

阿部≫秋田県、30代女性。
品があってすてきな方だと

ほれぼれしています。

いつもすてきな
ヘアスタイルなので

ヘアスタイルのこだわりなどが
ありましたら、教えてください。

羽田≫これ、プロがいつも

きれいにしてくださってるから

なかなか自分では
できないんですけど。

でも、女優は
切れないじゃないですか。

あんまり短く。
いろんな役やるためには。

だから、このぐらいで
なるべく感じ悪くないように

するというので。
美保≫今日、前髪ポイントが

量がいいんですよね。
多すぎず、少なすぎず。

船越≫本日のお客様
羽田美智子さんでした。

阿部≫「ごごナマ」2時台の
内容です。


関連記事