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石川

「どんど焼き」祈り天に舞う 白山比め神社

炎を上げて燃える「どんど」=白山市三宮町で

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 白山市の白山比め(しらやまひめ)神社で小正月の十五日、お守りや正月飾り、書き初めなどを焼いて一年の無病息災を祈る「どんど焼き」があった。

 北参道駐車場に青竹八本を組み合わせたやぐらを組み、正月飾りなどを積み上げてこもで巻き高さ約十メートル、直径六メートルの「どんど」を作った。古式にのっとり神職が火鑽(ひき)りろくろでおこした忌火(いみび)をたいまつに移し、地元の鶴来、北辰両中学校の生徒七人がたいまつで点火した。

 どんどは激しく燃え上がり、時折「ポン」と青竹がはぜる音が響いた。空に舞い上がる赤い炎を参拝客らが見つめていた。どんどの火は十六日朝までくすぶり続けるという。

 どんどに点火した鶴来中二年の東照香さん(13)は「貴重な体験ができた。家族みんなで健康に過ごせることや、英検準二級の試験に合格するよう祈願した」と話していた。 (鴨宮隆史)

 

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