嘆きのSL 様からコメントをいただきましたので、回答を記事にしたいと思います

引用

「何がどうあれ借りた金は返さなきゃ」という感覚を持っている自分からすれば、SLの惨状が本当に信じられない…という所感です。事業者への貸付というのは、こうも簡単に「返さなくて良し」とされてしまうものなのでしょうか。私には、事業者(借り手)が第一に「借入れしたぞ。さあ、どうやって返していこうか」ではなく、「借入れしたぞ。さあ、どうやって踏み倒そうか」と考えているのではないかとさえ思ってしまうのです。貸金業のご経験がある貴殿に、是非とも聞いてみたいのです。借りる側の本音、心の底では何を考えているのか…感覚的なもので構いません。


まず、ソーシャルレンディングは匿名組合「出資」であり「貸付」ではないので、返還義務はありません。また、匿名組合員は素人の個人投資家がほとんどであり銀行のような厳しい審査を受けるわけでないので、高金利で釣れば簡単に大金を集められます。

経営が行き詰まって返せなくなっても、匿名組合出資は、元本保証でなく自己責任なのでしょうがないといえばいい。やったもの勝ち。拘束したもの勝ち。ウエブサイトやセミナーでは立派なことを言っていても悪質な事業者は、こういうところにソーシャルレンディングの旨味を感じて参入しているのではないでしょうか?

現在のソーシャルレンディングは、法整備の不備もあり詐欺師のかっこうな狩り場となっている感があります。ソーシャルレンディングを始める人は、これらの事実を踏まえることが必要です。

もちろん、であるからこそ信頼のある事業者を選ぶことが重要なのですが、その信頼のある事業者を選ぶのが難しいんですよね。

例えばセミナーやインタビュー(面談)を数多くこなせば、目利き力は向上するのでしょうか?セミナーやインタビューが好きなブロガーもいますが、残念ながら投資成績を見る限り成果は出ていないようです。詐欺師にとっては対面や口頭の方が術中にはめやすいのではないでしょうか?

私は、定性的なもの・直感より数字や過去データなど定量的なものや客観性を重視します。

上場企業を好むのも、過去にポンジ・スキームの例がないとか、突然死するリスクが極小とか、歴史的に証明されているから。上場企業でも破綻するから同じだという人もいますが、少なくとも突然死する確率は全然違います。ソーシャルレンディングで一番怖いのがポンジ・スキームで「コツコツドカーン」をやられることですが、上場事業者を選ぶことでこのリスクは格段に減少します。大金を注ぎ込んで「コツコツドカーン」をやられたら取り戻すのは絶望的ですよ。

ソーシャルレンディングの仕組自体は、フィンテック時代にふさわしいものだと期待しているのですが、まずもって質のいいプレーヤーが参入してくれないと勝負のしようがないところが悩ましいところ。

それでも最近上場企業+不動産投資型クラウドファンディングが増えてきて、それなりのポートフォリオが組めるようになってきましたので、再始動したいと思います。事業者リスクの観点からは上場企業、案件リスクの観点からは透明性の高い不動産投資型クラウドファンディング、この組み合わせで中長期的に安定的なリターンが出るかどうかブログで実証していきたいと思います

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