“カズオ流トレ”で東京五輪に出る! 巨人・坂本勇人内野手(30)が15日、那覇市内で自主トレを公開。西武・松井稼頭央2軍監督(43)が取り組んでいたゴロ捕のメニューを新たに導入して下半身強化に努め、「すごく意味のある練習ができている」と充実感をにじませた。
正面から転がされたボールを、しっかり腰を落として取って投げる。5球1セットを25セット。昨季限りで引退した松井監督と長く自主トレしてきた元中日の吉川大に紹介されたメニューだ。「脚を使って守備をすることはいろんなプレーにも生きてくる」と一緒に取り組むことを決めた。
練習後に「今も脚がプルプルしている」と話したキャプテンが狙うのは「去年取れなかったし、常に狙っている」と言うゴールデングラブ賞の奪回と来年の東京五輪。「出てみたい。良いショートはいっぱいいるので、負けずに、選ばれるように頑張りたい」と気合を入れた。 (小林孝一郎)