大阪市北区のウェブサイト制作「株式会社エスペイド」に破産開始決定

官報（7330号）によると、大阪市北区の「株式会社エスペイド」（代表取締役：但馬吉昭）は8月8日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成30年（フ）第3223号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成30年11月19日午後2時、破産管財人には中川みち子弁護士（きらり法律事務所、大阪府大阪市北区西天満1-7-4 協和中之島ビル5階、電話：06-6809-1170）が選任されている。

同社は1971年3月にパン・菓子製造販売「有限会社新神戸商事」として設立されたウェブサイト制作会社。1985年に不動産事業、1995年にインターネット関連事業に参入後、2006年に現商号に商号変更するとともに、不動産事業を株式会社エスペイドプロパティ（東京都港区）として独立させる一方、ミュージック事業部を立ち上げるなど、経営の多角化を行っていた。なお、本業においてはPHPによる各種WEBシステムの開発を得意としており、大手通信キャリアや大手コンピュータメーカーのキャンペーンページなどの制作実績があったほか、オープンソースのCMSを用いたブログやECサイトの構築などを請負っていた。

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