炎を上げて燃えるどんど=15日午前11時10分、白山市の白山比咩神社
小正月の15日、石川県内は曇りとなり、南から暖かい空気が吹き込んだ影響で気温が上昇した。正午までの最高気温は金沢13・1度、小松12・4度など3月下旬並みとなった。白山市の白山比咩神社では左義長祭が営まれ、参拝者が正月飾りや書き初めなどを燃やし、無病息災や書の上達を願った。
拝殿で祭典が行われ、村山和臣宮司が祝詞を奏上し、舞女(まいひめ)が神楽を奉納した。神職が火鑽(ひき)り具で起こした忌火を地元の中学生7人がたいまつに移し、青竹とわらで組み上げた高さ約10メートル、直径約6メートルの「どんど」に点火した。