縁起物や書き初めなどを燃やす参拝者=白山市鶴来日詰町
白山市鶴来日詰町の金(きん)劔(けん)宮(ぐう)で14日、左義長が行われ、約200人が正月飾りや書き初めなどを火にくべ、今年一年の健康や書道の上達を願った。
守部元宮司が祝詞を奏上し、参拝者が玉串をささげた。本町3、4丁目子供会の児童が青竹を組んだ高さ約7メートルの「どんど」に火を入れ、燃え上がる炎に願いを込めた。
左義長に引き続き、境内で鶴来地域に白山開山から伝わるとされる「護摩堂太鼓」の初打ちが行われ、保存会メンバーらが力強いばちさばきを披露した。
護摩堂太鼓は、白山の開祖泰澄(たいちょう)大師が護摩堂で供養して登山する際、鶴来の村人が太鼓を打ち鳴らし、悪魔退散を唱えて送ったとされる伝承に基づく伝統芸能で、1968(昭和43)年に保存会が結成された。
出演者は、五穀豊穣(ほうじょう)や天下泰平などへの祈りを込めた演奏を繰り広げ、郷土芸能を継承する心意気を示した。