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【野球】

GTRニッセイ4連勝でV前進 先発の後藤5回3安打無失点

2019年1月15日 紙面から

5イニング無失点と粘ったGTRニッセイの後藤隆希投手=名古屋市のパロマ瑞穂球場で(麻生和男撮影)

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 GTRニッセイは、豊田鉄工を5-3で振り切り、開幕4連勝とした。東郷製作所は、パナソニックデバイスSUNXに11-2で7回コールド勝利。小林クリエイトはイスコジャパンに3-1で競り勝ち、3勝1敗とした。

 粘投で4連勝に導いた。GTRニッセイの先発左腕、後藤隆希投手(28)=愛工大名電高-愛工大=が5イニングを3安打無失点。毎回ピンチを招きながらも、ホームだけは踏ませなかった。

 「これまで立ち上がりが良くなかったので、何かを変えようと思って挑んだ。手応えはあった」

 過去2度の先発登板はいずれも5イニングを持たずに降板。その反省から、下半身主導のフォームを意識し。1回2死一、三塁では、5番・工藤を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱出。3回も2死満塁をしのいだ。

 6四死球と制球を乱したのは反省材料だが「きょうは無失点に抑えられたのが収穫。次こそ完投したい」と前を向く。厳しい表情を見せた二見利彦監督(41)も「本人が一番分かっていると思う」と信頼は揺るがない。

 これでチームは開幕から4連勝。4年ぶりの優勝へ着実に歩を進めている。「日本一を目指している。まずは愛知で強いと思わせないと、日本一にはなれない」と後藤。今後も強い気持ちを持って、頂点まで駆け上がる。 (麻生和男)

水谷活躍で連勝 東郷製作所

 初の連勝となった東郷製作所は、「7番・指名打者」の水谷(愛知東邦大)が3打点の活躍を見せた。7回はリードを6点に広げ、なお1死満塁で走者一掃の中越え三塁打。コールド勝利に導いた。「みんながつないでくれたので、コールドで終わらせたかった。このまま勝ち続けたい」と声を弾ませた。

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