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【プロ野球】

西武・内海「やってやる」 16年目の新天地へ充実の自主トレ公開

2019年1月15日 紙面から

ブルペンで投球する西武の内海=鹿児島県奄美市で

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 FAの人的補償で巨人から西武に移籍した内海哲也投手(36)が14日、鹿児島県奄美市で自主トレを公開。「今年は例年以上にやってやろうという気持ちになっている」と、新天地で迎える16年目のシーズンに向けて強い意気込みを口にした。

 今オフは例年と変わらず体づくりがテーマ。体幹トレーニングや走り込みにじっくり時間をかけた後にブルペンへ向かった。捕手を立たせた状態ながらカーブやスライダーなど変化球も交えて35球を投げ込んだ。この時期としては上々の仕上がりに「例年よりちょっと前のめり。もうちょっと抑えないと」と充実の表情を浮かべた。

 2004年のプロ入りから巨人一筋だった左腕。2度の最多勝を誇るなど経験、実績は十分だ。昨季は5勝5敗、防御率4・17の成績にとどまったが、西武はチーム防御率がリーグ最低だったことに加え、エースの菊池がマリナーズへ移籍。辻監督が開幕投手の可能性も示すほど、通算133勝の内海への期待は大きい。人的補償の選手が加入した年に開幕投手を務めれば、球界初のケースだ。

 キャンプインまで2週間あまり。「2月1日にしっかり投げろと言われたときに、分かりましたと言える準備は必要」と内海は言う。背番号27は巨人にFA移籍した炭谷が昨年まで付け、内海にとっては巨人で愛着のあった26のプラス1。文字通りのプラス思考で万全に備え、春季キャンプに臨む。

 

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