Food / 2018.11.07
text : Mami Moroi / photo : Tomoyoshi Oshiyama / styling&coordinate : Yumiko Yoshinuma
二十四節気は、季節に寄り添った暮らしの中から生まれたもの。立春から大寒まで、ひと月に2回の節目を迎えます。そこで、それぞれの節目にいただきたい、旬の食材を使った簡単にできるお料理を、素敵にみせるスタイリングや盛り付けのコツとともにご紹介。季節の変化を五感で楽しんでくださいね。第一回目は「立冬」。立冬とは冬の始まりのこと。暦の上ではこの日から冬の季節に入ります。秋から冬に季節が移り変わるこの時期に美味しい果物と言えば、やっぱり柿。今回は柿を使った前菜やおつまみに活躍するレシピを紹介します。
柿(種なし)...1/2個
生ハム...4枚
ルッコラ...適量
オリーブオイル...小さじ2
黒こしょう...適量
①柿は皮をむき、8等分に切る。生ハムは縦半分に切る。
生ハムで巻きやすいように、柿は縦に切る。
②生ハムに柿とルッコラをのせて巻く。器に盛り、オリーブオイル小さじ2、黒こしょう適量をふる。
柿(種なし)...1/2個
木綿豆腐(水けをきる)...50g
クリームチーズ(室温に戻す)...50g
A:練り白ごま...小さじ1
A:塩、こしょう...各適量
ピンクペッパー...適量
①柿は食べやすい大きさに乱切りする。
柿はくし形に切ってから乱切りにする。
②ボウルにクリームチーズを入れてゴムベラなどで練り、豆腐とAを加えてなめらかになるまで混ぜ合わせる。
全体がよくなじむように、豆腐は手でくずしながら加え混ぜる。
③①を②に加えてあえる。器に盛り、ピンクペッパーを散らす。
あえ衣ができたら、柿は仕上げに加えてあえる。
※豆腐はペーパータオルで包み、重石をのせて15〜20分おいて水けをきる。電子レンジ(600W)で1分加熱してもよい。その場合は冷ましてから調理すること。
昔から「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるほど、栄養豊富。特筆すべきがビタミンCで、1個で1日の必要量が摂取でき、美肌効果はもとより免疫力アップ効果も。不溶性食物繊維も豊富で腸内環境を整えてくれるので、Wで風邪予防に効果を発揮しそう。抗酸化成分のタンニン、余分な塩分を排出してくれるカリウムにも注目です。ヘタの緑も実のオレンジも濃く、ずっしり重いものを選びましょう。
教えてくれたのは...
吉沼弓美子さん
プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室CucinadelCielo主宰
柿の色が映える、黒のスレートをメインのお皿に。シャープなテキストのスレートを使うだけで、いつもの家飲みがぐっとおしゃれなイメージになります。スレートと色調を合わせつつ、グレーやトーンの違う黒皿などを合わせ、全体的にメリハリをつけるのがポイントです。
柿は和のフルーツですが、クリームチーズやオリーブオイル、生ハムなど、実は洋の食材や味つけとも好相性。新しいおいしさに出会えること確実です。家飲みに、おうちパーティに、秋の定番になりそうです。
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