NGT48運営が会見 対応遅れを謝罪 当初は公表予定なく「メンバーの保護を…」
【動画】「NGT48問題」運営側の謝罪会見
事件発覚から運営サイドが公の場で口を開くのは今回が初。対応が遅れたことに松村氏は「それに関してはお詫びを申し上げるしかない。まずは警察の捜査状況を鑑みていたことが一番大きな理由。警察の方からも見解をいただきましたので改めてこういう場を設けさせていただきました」と説明した。
騒動の発端は、山口が9日朝に投稿した「先月、公演が終わり帰宅時に男2人に襲われました。暴行罪で逮捕されましたがもう釈放されてしまいました」というツイート。これにファンから心配の投稿が相次いだが、NGT48側はコメントを発表せず、10日にNGT48劇場で行われたグループ3周年記念公演に山口が出演し、騒動となったことを謝罪した。
“被害者の告発”で事件が明るみになったことについて、報道陣から「(運営サイドから事件を)発表する予定だった?」との質問も。松村氏は「やはりメンバーの保護と、もしオープンになった時に二次、三次的な被害が及ぶのではと私の方で考えました」と明かし「結果的にはああいうことになってしまって、申し訳ない。いずれにしましても本人とのコミュニケーションをしっかりやっていなかったということが私の責任」と陳謝した。
今後は、劇場支配人などの体制を一新し、真相究明に向けて第三者委員会が設置する。新支配人となった早川氏は「就任したばかりでまだ把握できていないこともありますが、山口、ほかのメンバーとも一人ひとりと話をしていいグループを作ってければ」と語った。
同日には、AKB48グループの新成人メンバーが、“アキバの守護神”として知られる東京・神田明神で成人式を行った。2011年から恒例のお披露目には、AKB48の込山榛香、SKE48の北川綾巴、NGT48の荻野由佳ら過去最多となる44人の新成人メンバーが参加し、色鮮やかな晴れ着姿を披露。大勢の報道陣を前にそれぞれ新成人の抱負を語っていた。