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【プロ野球】

巨人・原監督、母校の「日本一」後輩からパワーもらった!

2019年1月14日 紙面から

野球殿堂入りを祝う会で陸上競技部の湊谷春紀(左)とバスケット部の内田旦人(右)とともに撮影に応じる巨人の原監督=東京・霞が関で(平野皓士朗撮影)

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 巨人の原辰徳監督(60)が13日、母校の東海大などが主催して東京都内で開かれた「巨人監督就任・野球殿堂入りを祝う会」に出席した。直近の大会で日本一に輝いた後輩たちから、縁起のいい花束を受け取り「激励、お祝いをしっかり受け止めて、私のエネルギーとして暴れたい」と誓った。

 若者2人に挟まれ、カメラのフラッシュを浴び続けた。両脇に従えるのは、正月の箱根駅伝を制した陸上競技部駅伝チームの湊谷春紀主将(4年)と、昨年12月の全日本選手権で優勝した男子バスケットボール部の内田旦人主将(4年)。特に初の総合優勝を果たした箱根駅伝には「母校愛は誰よりも強い。OBの一人として感激しました」と大喜びで、満面の笑みを浮かべた。

 3度目の監督就任。過去3度の日本一の実績を誇るが「自分のキャリアは全部捨てよう。ゼロからスタートするんだ。そうしなければ3回目は成功しないだろう」と強い決意をにじませた。だからこそ、日本一を経験したばかりの現役学生から大いに刺激を受けた。

 お祝いの席でのあいさつで「自分の中ではお祝い気分はもう吹っ飛んでおります。戦闘モードになっているつもり」と熱い気概も示した。後輩に負けじと日本一に輝き、先輩の威厳を示すつもりだ。 (小林孝一郎)

 

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