糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの
01月12日の「今日のダーリン」
・「なぜカープがあんなに強いのか、ずっと知りたかった。
中に入ればきっとそれが分かるでしょう。
新しい野球を勉強できるのは、本当に楽しみです」と。
これはFA移籍の人的補償として
巨人から広島カープに移籍することになった
長野久義選手のコメントだ。(東スポWebより引用)
移籍が決まった直後にも、今回のことについて、
「3連覇している強い広島に選んでいただけたことは、
選手冥利に尽きます」
という内容のコメントもしている。
それほど、広島カープの強さが印象にあるということだ。
どれだけ力の差があるんだ、というくらい徹底的に、
巨人を叩きのめしたチームだった。
やられた方の選手として強さを見せつけられた長野が、
その強い広島から必要とされ、指名されたということは、
じぶんの可能性が認められたということでもあるし、
その強いチームの一員として戦うということである。
巨人のファンが彼の移籍に感傷的になるくらい、
長野は巨人の、巨人らしい選手であった。
しかし、それにもまして「野球のプレイヤー」だった。
今回の新天地への移動を、
「強いチームの、強さの渦に身を投じるチャンス」と
考えて、そう発言している長野選手のことを、
ぼくはあらためて見直してしまった。
そして、そこまで言わせるくらい
強いチームになったカープも、
ほんとうにたいしたものだなぁと思う。
「中に入って強さの秘密をものにしたい」
と言わせるチームは、すばらしいチームだ。
ま、野球は、競争や戦闘のゲームだから、
「つよい」ということが、なにより先になるけれど、
ぼくらの仕事では、それはまた、ちがってくるだろう。
ぼくらの「やさしく、つよく、おもしろく」が、
他のチームの人たちから、「中に入ってわかりたい」と
言われるくらいになったら、すごいだろうなぁ。
そう言われるには、ぼくらはまだまだ強さが足りない。
やさしさも、おもしろさも、まだまだ足りないけどね。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ぼく自身は、他の企業よりも「ほぼ日」にいたいな(笑)。
中に入ればきっとそれが分かるでしょう。
新しい野球を勉強できるのは、本当に楽しみです」と。
これはFA移籍の人的補償として
巨人から広島カープに移籍することになった
長野久義選手のコメントだ。(東スポWebより引用)
移籍が決まった直後にも、今回のことについて、
「3連覇している強い広島に選んでいただけたことは、
選手冥利に尽きます」
という内容のコメントもしている。
それほど、広島カープの強さが印象にあるということだ。
どれだけ力の差があるんだ、というくらい徹底的に、
巨人を叩きのめしたチームだった。
やられた方の選手として強さを見せつけられた長野が、
その強い広島から必要とされ、指名されたということは、
じぶんの可能性が認められたということでもあるし、
その強いチームの一員として戦うということである。
巨人のファンが彼の移籍に感傷的になるくらい、
長野は巨人の、巨人らしい選手であった。
しかし、それにもまして「野球のプレイヤー」だった。
今回の新天地への移動を、
「強いチームの、強さの渦に身を投じるチャンス」と
考えて、そう発言している長野選手のことを、
ぼくはあらためて見直してしまった。
そして、そこまで言わせるくらい
強いチームになったカープも、
ほんとうにたいしたものだなぁと思う。
「中に入って強さの秘密をものにしたい」
と言わせるチームは、すばらしいチームだ。
ま、野球は、競争や戦闘のゲームだから、
「つよい」ということが、なにより先になるけれど、
ぼくらの仕事では、それはまた、ちがってくるだろう。
ぼくらの「やさしく、つよく、おもしろく」が、
他のチームの人たちから、「中に入ってわかりたい」と
言われるくらいになったら、すごいだろうなぁ。
そう言われるには、ぼくらはまだまだ強さが足りない。
やさしさも、おもしろさも、まだまだ足りないけどね。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ぼく自身は、他の企業よりも「ほぼ日」にいたいな(笑)。