広島は日本のリバプール!?
「ザ・カセットテープ・ミュージック」によるビートルズ特集。ビートルズの楽曲自体を扱うのではなく、「ビートルズっぽい曲を持つ日本のミュージシャン、″ビートリー″な邦楽」を紹介するのが番組らしいところ。その選曲でビートルズが日本のミュージシャンにいかに影響を及ぼしたかを追究する。
「表面的な模倣もあるし、内面的なものもある。レコーディングのスタイルや風俗・文化としての影響も」とマキタスポーツ。ポップカルチャーアイコンとしてのビートルズへの言及が相次いだ。
一方、スージー鈴木は「ビートルズがいかに『自由なコード進行』をもたらしたか。コード進行の束縛から解放したこと。その革命」を語っていく。
登場するのは、UNICORN(ユニコーン)、サザンオールスターズといった、よく知られたアーティストから、「内面」のビートリーに注目したマキタスポーツによる意外過ぎるセレクトまで多種多彩。
だが、偶然にも二人が選んだ楽曲には、広島出身のアーティストによるものが多く並んだ。そこから、「広島は日本のリバプール!?」といった説まで話は展開する。
全体的にいつも以上に関連曲を紹介しようとするところに、二人の思い入れ、熱の高さを感じることだろう。
なお、神奈川県のtvk(テレビ神奈川)では、本日より「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜10:30~)を放送することが分かった。こちらは、#1「A面に入れたいサザンの名曲」からオンエアされる。
また、2月17日(日)には大阪・Loft PlusOne Westで番組イベント『マキタスポーツ×スージー鈴木「ザ・カセットテープ・ミュージック」大阪ナイト!』が開催されることも決定した。