挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第八章:回復術士は選択する

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
163/163

第十五話:それぞれの決戦前夜

2/1にスニーカー文庫から五巻が発売。ドラマCDも出ます!

 ジオラル王国とエンリッタ王国で反撃の狼煙があがった。

 黒い軍勢の進行を跳ねのけた二国はその勢いで、敵の第三勢力を滅ぼすために出兵する。

 しかし、それは囮だ。

 本命はグランツリード帝国を狙う。

 もとより、消耗戦では圧倒的に人類側が不利であり短期決戦。つまりは【砲】の勇者ブレットの首を獲る以外に勝ち目はないのは誰の目にも明らかであり戦略としては間違っていない。


 しかし、それを実行するのは並外れた胆力ではない。目先の安全を捨て、勝ちに行くなんてことは普通はできないものだ。

 そして、その実行方法もまた常識外にあった。

 竜に気球を引かせて、敵の急所に精鋭部隊を叩き込む。

 気球という存在そのものが、開発中の新兵器であり世に出回っていない。ましてや竜にひかせるなんて発想はどこにもない。

 いかにブレットといえど、この一手を読むことはできない。

 奇襲をかけることはできるだろう、それでも首を獲れる確率は低い。

 なにせ、今のグランツリード帝国はほとんどすべての民が異形と化した魔都。

 普通の国であれば、一般市民は戦力として数えないでいいが、グランツリードの場合は全人口が戦力、それも通常の兵士を圧倒する強さ。

 少しでもブレットの首を獲れるのに手間取れば終わり、あっという間に圧倒的な戦力の差に呑み込まれる。

 この作戦の決行をしたエレンにとっても苦渋の選択だった。

 勝ち目が薄い博打であるのは本人も理解している。

 しかし、判断し実行しなければ、博打をすることすらできなくなる。今が一番、まだましな賭けができる。そんな中での決断だった。


 ◇


 竜に引かれた気球が空を飛ぶ。

 積載容量のほとんどは精鋭たちとその装備が占めていた。

 水と食料は最低限しか積まずに、可能な限り人員を増やした。こうしたのは短期決戦でなければ終わりなのだから、長期戦への備えは無用の長物にすぎない。

 ここにいるのは精鋭ばかりであり、いつもなら新兵のように恐れたり、取り乱すことはない。しかし、さすがに今回は緊張した面持ちだ。

 ただ一人を除いて。


「お肉、美味しいの」


 子ギツネが、土産にもらった肉にかぶりついている。

 あまりにも、今の空気には似つかわしくない姿。

 死地へ赴く者の悲壮感はない。

 本人はその気はないが、愛くるしい子ギツネの姿と、無邪気な仕草が一種の清涼剤となり、兵たちの心を癒している。

 一人の兵がグレンのもとへ行く。


「あなた様は神獣と聞いています。なにか、あの化け物たちに打ち勝つ、まじないのようなものはないでしょうか」

「うーん、あることにはあるの。美味しいお肉食べて、上機嫌だし特別なの。その剣、貸してみるの」

「どっ、どうぞ」


 ここにいる精鋭すべての武器には対黒い化け物ようの刻印が掘られている。その刻印に子ギツネの前足を乗せた。

 すると、赤く刻印が輝き出し、グレンが前足を離しても、光は消えない。


「武器はあまりよくないけど、その紋章があればグレンの力は相性がいいから力を込められるの。黒い化け物なんて、それでイチコロなの」

「あっ、ありがとうございます! みんな、見てくれ。神獣様が私の剣に祝福を!」


 その男の叫びで当たりが大騒ぎになり、グレンのもとへ押し寄せてくる。

 当然だ。

 これからの死地では少しでも力がほしい。そんな中、神獣の破邪の力を武器に宿せるとなれば、それに縋りたくなる。

 群がる人たちを見て、グレンがめんどくさそうな顔をしている。

 この子ギツネは自由奔放。他人のために何かする殊勝な心はない。今のはただたんに上機嫌だからの気まぐれだ。

 この場にいる全員の刻印に力を流すなんてめんどくさくてやってられない。


「グレンは疲れたの、もう無理!」


 ぷいっとそっぽを向く。


「そんな、そこをなんとか」

「俺、どうしても故郷に帰って、あいつを迎えに」

「肉が好きなんだろ。俺の分の保存食、これをやる!」

「僕だって、故郷には家族が」


 そうは言うものの、あっさりと諦めてくれるわけがなく、頼み込まれ、最後には泣き落とし。

 いかに自由奔放なグレンとはいえ、死にたくない、生きて家族のもとへ戻りたいと縋りつかれたら、さすがに気が引ける。

 家族。その言葉を聞いたとき、ケアルガの顔が浮んでしまったのだ。なぜか、さわやかな笑顔で。グレンは首を傾げる。そんな、顔見た記憶がない。でも、ちょっぴり寂しくて泣きたくなった。


「しょうがないの、生きて戻ったら高い肉をグレンにお供えするの。保存食の安くて硬い肉はいらないの。……あと、グレンのご主人様を守るために命をかけるの。やけくそなの! 条件が呑めるなら、武器をもってくるの! グレンの気が変わらないうちにそうするの!」


 そして、とうとう折れた。

 この場にいる全員が条件を呑み、グレンは一人ひとりの武器に力を注ぐことになった。

 死んだ目で、ぺたんぺたんと前足をついていく。

 はじめはテンションは最低だったが、感謝され、おだてられるたびに調子にのっていき、最後には上機嫌になっていた。


「あがめられるのも悪くないの、ご主人様ももっとグレンを敬うべきなの!」


 そして、最後の一ペタン。

 これで全員分終了した。


「ありがとうございます、グレン様!」

「なんて神々しい毛並み」

「猫派から、キツネ派に改宗します」

「どうか、もふらせていただけないでしょうか!」

「くるしゅうないの! でももふるのは駄目なの。もふっていいのは、グレンの特別な人だけなの。キツネの尻尾は安くないの!」


 そう言いながら尻尾を振り、丸くなって、尻尾を枕にする恒例のきつ寝を始め、取り巻きたちはうっとりと眺める。

 力を使いすぎて眠くなったし、眠って回復力をあげないと半日後の戦いに支障がでる。

 グレンはなんだかんだ言って、ケアルガを助けたがっている。これは万全の状態にするためのきつ寝なのだ。

 ……この一幕はグレンにとって、ただの偶然で気まぐれだった。

 しかし、その気まぐれはいろいろなものの計算を狂わせることになっていく。


 ◇


 気球の前を先導していく飛行機がある。


「ふう、これだけゆっくりと飛ぶのは逆に神経を使いますね」

「あと少しがんばって、もうすぐ離陸地点よ」


 飛行機だけであれば、その日のうちに奇襲をかけられたが、気球に合わせるとなるとそれは不可能。

 今日は離陸し、休息を取り、明日仕掛ける予定となっている。

 その休息は魔族側とタイミングを合わせるためにも使う。

 奇襲と言うのは、畳みかけるように行わないといけない。

 正攻法でぶつかれば敗北するからこその奇襲、相手が面食らってぐらついている間に次の手を打たなければならない。

 相手が、落ち着いてしまえば終わりなのだから。


「あそこが離陸地点ですね」


 先行していた諜報部員が、気球の姿を確認し、サインを送っている。

 それを見て着陸態勢に入り、数秒後には危なげなく着地していた。

 二人は、手際よく野営の準備を始める。


「ケアルガとの再会、楽しみね」

「はい、あの人がいない日々は辛いです」

「そうね。寂しいし、体も疼くわ」

「クレハちゃんは、そういうこと口にするタイプじゃないと思ってました」

「今さら取り繕うこともないわ。……たぶん、これが最後の戦いよね。これが終わったら、ケアルガと子供を作って、のんびりしたいと思うの」

「あっ、実は私もなんです。そういうの憧れてました。今まで、忙しすぎましたし。それにケアルガ様も、これ以上何かを手に入れるより、そういう日々を望んでいると思うんです」

「そうね、周りの人は野心家だって言うけど、ケアルガの本質は違うと思うわ。平穏と平和。安らぎ、そういうのを求める人よ。あの人はそこまで多くを望んでいないわ」

「……驚きました。私以外にケアルガ様をそう思っている人がいるなんて」


 ケアルガという人間は、常に騒動の中心にいて、金も女も何もかも手に入れ、逆らうものはためらいなく叩き潰してきた。

 世間では英雄ではあるが、欲望のままに突き進む暴君として見られており、平穏、平和、そういったものからもっとも離れたところにいるという意見が一般的。


 なのに本心ではケアルガは平穏と平和を望んでいる。そう、二人は言う。

 それは正しい。

 彼という人間の本質はそこにある。

 好き好んで、暴れまわっているわけではなく、自らが望む優しい世界を手に入れるために動いている結果、そうなっているだけだ。

 クレハはともかく、フレイアがそれに気づいたことは、ケアルガにとっては想定外だろう。

 ケアルガにとって、フレイアは外法をもって自分に従わせた人形だ。

 主人の内面を見抜くなどあってはならない。それは、人間がその中身まで愛して初めて起こりえる現象なのだから。


「勝ちたいですね。勝って、ケアルガ様を取り戻して、ケアルガ様が本当のケアルガ様らしくすごせる、そんな世界にしたいです」

「ええ、そのためにここにいるわ。……戦いが終わってからもいろいろ面倒でしょうけど、それはできる人に任せちゃいましょう。そっち方面で私たちは無力だわ」

「それ、エレンちゃんやイヴちゃんに言ったら怒られますよ」

「エレンとイヴは戦いが終わってからのほうが忙しいものね」


 フレイアとクレハは笑いあう。

 二人をようやくお互いに友情というものを感じていた。

 今までは所詮、ケアルガを中心に集まったひとりでしかなく、ケアルガが消えればとくに話をすることもない他人。そんな印象でしかなかった。


「竜騎兵が一人来てますね。イヴちゃんの使いです」

「明日は競走ね」

「なんのですか?」

「誰が最初にケアルガを救うか」

「負けませんよ」


 平穏に過ごせる最後の夜は過ぎていく。

 フレイアとクレハはあえて、その日は二人きりで過ごした。

 気球が降りて来てからは、そちら側と事務的な話を最小限にし、あとはテントの中で引きこもった。


 女同士、二人きりでケアルガの話で盛り上がった。

 愛する男の話で盛り上がるのはことの他楽しく、時間を忘れた。

 翌朝、飛行機が飛び立つ。

 あと数時間もすれば最悪の敵地だ。

 愛する人の顔を浮かべ、少女たちは空を行く。

 

2/1に五巻がスニーカー文庫様から発売です。

また同時発売の、「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」との連動キャンペーンがありまして

「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」の一巻を購入すると、セツナの花嫁衣裳を描いたしおこんぶ先生の書き下ろし栞が手に入り、セツナとの結婚イベントの特典SSが読めます!

ぜひ、そちらも!

2/1 角川スニーカーから回復術士のやり直し 五巻が発売
同時発売の『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』の一巻を購入するとしおこんぶ先生の書き下ろしシオリが手に入る連動キャンペーンがあります
セツナとの結婚イベントも読めますので、回復術士と一緒に、暗殺貴族の一巻も買っていただけると幸いです!
↓の画像をクリックで特設ページに!
Dvf1cG8UwAA7TW2.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全515部分)
  • 24427 user
  • 最終掲載日:2018/12/06 18:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版15巻+EX巻、コミカライズ版7+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全611部分)
  • 32336 user
  • 最終掲載日:2018/12/23 18:00
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定! 中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全155部分)
  • 28538 user
  • 最終掲載日:2019/01/09 18:28
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 26023 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 24760 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全349部分)
  • 23778 user
  • 最終掲載日:2019/01/11 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全249部分)
  • 33694 user
  • 最終掲載日:2019/01/12 19:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全477部分)
  • 24001 user
  • 最終掲載日:2019/01/04 01:00
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全140部分)
  • 24492 user
  • 最終掲載日:2018/12/25 16:31
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全836部分)
  • 21962 user
  • 最終掲載日:2019/01/06 00:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全608部分)
  • 21933 user
  • 最終掲載日:2018/12/14 00:21
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 24876 user
  • 最終掲載日:2018/10/24 20:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全238部分)
  • 27376 user
  • 最終掲載日:2019/01/10 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 24885 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全913部分)
  • 22346 user
  • 最終掲載日:2019/01/08 10:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全141部分)
  • 22473 user
  • 最終掲載日:2019/01/09 11:26
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

※漫画版もあります! コミック アース・スター( http://comic-earthstar.jp/detail/sokushicheat/ )さんで連載中!//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全140部分)
  • 22389 user
  • 最終掲載日:2018/12/23 03:10
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全365部分)
  • 23147 user
  • 最終掲載日:2018/12/23 00:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全435部分)
  • 24635 user
  • 最終掲載日:2018/12/01 21:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1975部分)
  • 22203 user
  • 最終掲載日:2019/01/13 18:00
(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン

\コミカライズ開始!/マンガUP!様より11月1日から。※書籍版1、2巻発売中※ 【8章スタート!】ちらりとでも読みにきてー(´・ω・`)ノシ   至高の恩恵(//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全111部分)
  • 21671 user
  • 最終掲載日:2019/01/11 18:39
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 26256 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全452部分)
  • 30854 user
  • 最終掲載日:2019/01/07 22:08
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全346部分)
  • 34670 user
  • 最終掲載日:2019/01/05 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全134部分)
  • 26321 user
  • 最終掲載日:2018/12/20 18:13
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全260部分)
  • 21819 user
  • 最終掲載日:2019/01/13 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 32036 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 29020 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25