名古屋市港区の倉庫で覚醒剤約340キロ(末端価格約200億円相当)が押収された事件で、覚せい剤取締法違反(営利目的所持)罪に問われた倉庫の借り主で中国籍、服部宇君被告(50)の初公判が11日、名古屋地裁(吉井隆平裁判長)であった。同被告は「全く知らない」と起訴内容を否認した。
起訴状によると、服部被告は2018年10月4日、徐正嘉被告(37)ら台湾籍の男3人=同罪で公判中=と共謀。港区の倉庫で覚醒剤約890グラムを所持したとされる。
愛知県警は倉庫内の段ボール箱に入ったタイヤホイールの中から大量の覚醒剤を発見し、近くにいた徐被告ら3人を逮捕。その後、中部国際空港から入国した服部被告を逮捕した。
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