DeNA・古村、独立リーグから５季ぶりに復帰

　独立リーグから５シーズンぶりにＤｅＮＡに復帰した古村徹投手（２５）＝写真＝が１２日、神奈川県横須賀市のベイスターズ球場で始動。意気込みを語った。

　「僕をクビにした人、球団を見返そうと思ってやってきた。再評価していただき、今度こそ活躍したい」。２０１２年から１５年までＤｅＮＡに所属。１３年に育成選手となった後、１４年に戦力外。１５年は打撃投手に転じた。１６年からは四国アイランドリーグｐｌｕｓの愛媛で、昨年はＢＣリーグ富山でプレー。昨秋の入団テストを経て古巣復帰となった。

　「独立リーグ時代はバイトもやりました。愛媛を退団した後は、スキー場のバイトで雪山にこもったこともある。ただ、純粋に野球が好きだったから」。前回、ＤｅＮＡに所属した時は最速１３８キロだったが、現在は１５０キロ。「自分を信じてやってきた。まだ速くなる。真っすぐには自信がある」とキッパリ。超の付く苦労人が、チーム浮上の救世主になるかもしれない。　（竹下陽二）